13時15分、予定より15分遅れでキックオフされた第二試合。
ノーシードながらも筑紫丘、シード校の豊国学園に競り勝ち、勝ち上がって来た
折尾愛真対、希望が丘に6−0と大勝した東海大学付属福岡との一戦。
「今年の東海大学付属福岡(以下、東海大福岡)は強い」との声が,観客席からも
聞こえた様に、その力をまざまざと見せつけた。

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折尾愛真高校 スタメン
GK 1 伊藤 武流
DF 2 早間 海翔 3 上村 啓通 4 高岡 守璃 5 井原 怜尉
MF 8 綿田 翔太 10 松尾 龍芽 13 長谷部 太智(C)14 西村 一希 16 中原 稜人
FW 9 大塚 勇助

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東海大学付属福岡高校 スタメン
GK 17 李 到烔  
DF 3 河原 佑哉 4 冨士田 康人(C)5 原田 環 21 花本 脩斗 
MF 6 岡田 卓也 7 堤 太陽 8 江草 舜辰 10 大森 陸 11 高田 悠
FW 9 田原 佑真

(前の試合の取材の為、前半8分からのレポートになります)
試合開始8分、6番岡田選手のパスに抜け出した、9番田原選手が強烈なシュートを
突き刺し、東海大福岡が幸先良く先取点を奪う。

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これでリズムを掴むかと思われた東海大福岡だったが、試合はこう着状態に入る。
先取点を許した折尾愛真だったが、中盤では優位に立ってボールを拾い続け、
東海大福岡のペナルティーエリア付近までは持ち込むが、4番のキャプテン冨士田選手を中心に、
固い守備を見せる東海大福岡に、ラストパスの精度を欠き、シュートまで持ち込めない。
 
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対する東海大福岡も、追加点を奪いたかったが、中盤でボールを拾えず、攻撃に
リズムがなかなか生まれない。
追加点を与えたくない、折尾愛真の守備の踏ん張りもあり、時間だけが過ぎて行った。


このまま最小失点で抑えれば、折尾愛真にも後半流れが傾くかと思われた前半40分。 
10番大森選手のパスに抜け出した、8番江草選手がシュートを決め、ここで
前半終了。東海大福岡の2点リードで、後半を迎える。
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早く1点でも返したい折尾愛真は、後半開始早々、立て続けに右サイドを攻略し、
クロスを上げるが、中の選手と合わず。東海大福岡のゴールキーパー、李選手の
好守備にも阻まれ、ゴールが遠い。
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東海大福岡も、後方からの冨士田選手のスルーパスに田原選手が抜け出すが、
折尾愛真のゴールキーパー伊藤選手が好判断でスライディングキャッチ。

粘りを見せていた折尾愛真の守備陣だったが、8分、20分と立て続けにPKを与えてしまい、
冨士田選手に冷静に決められ、点差を広げられてしまう。
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24分、31分には田原選手にハットトリックを決められ、30分には高田選手、
35分には大森選手にも決められ、点差を広げられてしまう。
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一矢報いたい折尾愛真。
31分に得たフリーキックのチャンス。5番井原選手が左足で巻いたキックは、
惜しくも右ポストに弾かれてしまう。
更にアディショナルタイムで得たPKのチャンスも、東海大福岡のゴールキーパー李選手の
横っ飛びのセーブに防がれ、万事休す。
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後半だけで6ゴールを奪った東海大学付属福岡が、前試合に引き続き、強力な攻撃力を
見せつけ、東福岡が待つ準決勝へと駒を進めた。
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福岡県大会 結果
http://fukuoka-fa.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/30選手権二次組合せ3.pdf
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