小郡ラウンド二日目。
この日、小郡陸上競技場に着いた時にはどんよりしていた空も、
時間が過ぎて行く毎に太陽の陽が差し、全ての試合が終わった時には、
晴れやかな秋空に変わっていた。
この日行われた二試合は、どちらも２−１の接戦。
最後はベスト４の常連、筑陽学園と九州国際大学付属高校が勝ち上がったが、
どちらが勝ってもおかしくない、試合だったと思う。
今はまだ難しいかもしれないが、これまで敗退した高校と同じ様に、
誠修高校と三潴高校の両校も、真正面から潔く戦き、結果だけがついて来なかった。
高校サッカーの素晴らしさを、改めて感じさせてくれた事に感謝しています。
残り２枠となった、ベスト４を賭けた戦いを振り返る。
誠修高校 スタメン
ＧＫ １ 北島 和己
ＤＦ ３ 池田 誠一郎 ４ 山田 勝士 ５ 早稲田 翼（Ｃ）１３ 西田 裕貴
ＭＦ ７ 甲斐田 和志 ８ 江頭 京佑 １６ 阿具根 韻
ＦＷ ９ 大野 駿亮 １０ 大熊 太一 １１ 新開 隼
筑陽学園 スタメン
ＧＫ １野中 友椰
ＤＦ ２ 中垣 翔己 ３ 吉村 颯真 ４ 栗原 幸一郎 １８ 今坂 駿吾
ＭＦ ７ 井手口 蓮 ８ 井伊 凜太朗 ９ 古賀 勇貴 ２０ 古賀 敬仁
ＦW １０ 赤石 匠（Ｃ）１１ 高原 夕輝
先週の八幡戦同様、この日の筑陽学園（以下、筑陽）も試合開始のホイッスルからスピードに
乗った攻撃で、いきなり先取点を奪った。
３分、右コーナーキック付近まで、２０番古賀敬仁選手がドリブルで持ち込み、
２番中垣選手にボールを下げると、中垣選手のゴール前に送ったクロスに、
ファーサイドの９番古賀勇貴選手がヘディングシュートをたたき込み、筑陽が先制する。
先取点を許した誠修だったが、すぐ様反撃に出る。
裏に抜けた１１番新開選手のボールは、筑陽のゴールキーパー野中選手にクリアされるも、
そのボールを拾った９番大野選手がシュートに行く。
しかし野中選手も素早く態勢を立て直し、このシュートもブロックし、決定的なピンチを防いだ。
試合の前半、右サイドを徹底的に狙っていた筑陽。
９分、１３分と右からのコーナーキックのチャンスを掴むが、１０番キャプテンの
赤司選手、中垣選手のシュートは惜しくも右に外れ、追加点を奪えない。
対する誠修も、筑陽の速い攻撃を何度も跳ね返し、カウンターを織り交ぜながら、
良い展開の攻撃を見せるものの、シュートまではやらせて貰えず。
１３分以降シュートが無かった筑陽だったが、またも、先取点をお膳立てした二人から、
貴重な追加点のゴールが生まれた。
この日も右サイドで抜群のコンビネーションを見せていた、古賀敬仁選手と中垣選手。
３４分に、二人で右サイドを崩すと、中垣選手が送り込んだ速いクロスが、 相手の
オウンゴールを誘い、ゴールに吸い込まれる。
痛い失点を許した誠修だったが、ここから試合を盛り返す。
３７分、一度は逃したフリーキックのチャンスを再度掴むと、キッカーの１３番西田選手の
クロスに、大野選手が頭で合わせ、ついに１点を返す。
ここから試合は激しさを増したが、ここで前半は終了。
次の１点が、試合を左右されそうな中、後半を迎えることになった。
前半１点を返した誠修が、後半もその勢いのまま、筑陽ゴールに迫った。
５分には、左からのクロスボールに、野中選手がパンチングで跳ね返すが、
１０番大熊選手が詰めて、ボールは惜しくも左へ。
その２分後にも、中央を突破した８番江頭選手がゴール前に絶妙なスルーパスを
通すが、筑陽の４番栗原選手がスライディングでカット。
その流れから得たフリーキックのチャンス。大熊選手が直接狙うが、野中選手が
がっちりキャッチ。筑陽守備陣も集中した守備で、同点ゴールは許さない。
追加点を奪えない筑陽も、古賀敬仁選手のシュートから得た、左からのコーナーキック。
折り返しを３番吉村選手が頭で合わせるが、右ポストをかすめゴールとはならず。
少し中盤にスペースが生まれ、両校カウンターを仕掛けるが、守備陣の奮闘もあり、
最後の所はやらせず。
残り時間１０分を切った頃から、誠修に流れが傾き、中盤でセカンドボールを
拾うと、裏に抜けた江頭選手がシュートを放つが、野中選手が足でブロック。
さらにアディショナルタイム３分、中央からの大熊選手のループパスに、
途中出場の２１番黒田選手がディフェンスの裏を抜けるが、ここも判断良く飛び出した、
野中選手がクリア。決定的なチャンスを、阻まれてしまう。
前年度準優勝校を、誠修は苦しめたものの、最後はしっかり逃げ切って、
勝利した筑陽学園が、準決勝へと駒を進めた。
福岡県大会 結果
http://fukuoka-fa.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/30選手権二次結果.pdf
その他の試合の写真はコチラ ↓
https://www.instagram.com/cross_football_fukuoka/
この日、小郡陸上競技場に着いた時にはどんよりしていた空も、
時間が過ぎて行く毎に太陽の陽が差し、全ての試合が終わった時には、
晴れやかな秋空に変わっていた。
この日行われた二試合は、どちらも２−１の接戦。
最後はベスト４の常連、筑陽学園と九州国際大学付属高校が勝ち上がったが、
どちらが勝ってもおかしくない、試合だったと思う。
今はまだ難しいかもしれないが、これまで敗退した高校と同じ様に、
誠修高校と三潴高校の両校も、真正面から潔く戦き、結果だけがついて来なかった。
高校サッカーの素晴らしさを、改めて感じさせてくれた事に感謝しています。
残り２枠となった、ベスト４を賭けた戦いを振り返る。
誠修高校 スタメン
ＧＫ １ 北島 和己
ＤＦ ３ 池田 誠一郎 ４ 山田 勝士 ５ 早稲田 翼（Ｃ）１３ 西田 裕貴
ＭＦ ７ 甲斐田 和志 ８ 江頭 京佑 １６ 阿具根 韻
ＦＷ ９ 大野 駿亮 １０ 大熊 太一 １１ 新開 隼
筑陽学園 スタメン
ＧＫ １野中 友椰
ＤＦ ２ 中垣 翔己 ３ 吉村 颯真 ４ 栗原 幸一郎 １８ 今坂 駿吾
ＭＦ ７ 井手口 蓮 ８ 井伊 凜太朗 ９ 古賀 勇貴 ２０ 古賀 敬仁
ＦW １０ 赤石 匠（Ｃ）１１ 高原 夕輝
先週の八幡戦同様、この日の筑陽学園（以下、筑陽）も試合開始のホイッスルからスピードに
乗った攻撃で、いきなり先取点を奪った。
３分、右コーナーキック付近まで、２０番古賀敬仁選手がドリブルで持ち込み、
２番中垣選手にボールを下げると、中垣選手のゴール前に送ったクロスに、
ファーサイドの９番古賀勇貴選手がヘディングシュートをたたき込み、筑陽が先制する。
先取点を許した誠修だったが、すぐ様反撃に出る。
裏に抜けた１１番新開選手のボールは、筑陽のゴールキーパー野中選手にクリアされるも、
そのボールを拾った９番大野選手がシュートに行く。
しかし野中選手も素早く態勢を立て直し、このシュートもブロックし、決定的なピンチを防いだ。
試合の前半、右サイドを徹底的に狙っていた筑陽。
９分、１３分と右からのコーナーキックのチャンスを掴むが、１０番キャプテンの
赤司選手、中垣選手のシュートは惜しくも右に外れ、追加点を奪えない。
対する誠修も、筑陽の速い攻撃を何度も跳ね返し、カウンターを織り交ぜながら、
良い展開の攻撃を見せるものの、シュートまではやらせて貰えず。
１３分以降シュートが無かった筑陽だったが、またも、先取点をお膳立てした二人から、
貴重な追加点のゴールが生まれた。
この日も右サイドで抜群のコンビネーションを見せていた、古賀敬仁選手と中垣選手。
３４分に、二人で右サイドを崩すと、中垣選手が送り込んだ速いクロスが、 相手の
オウンゴールを誘い、ゴールに吸い込まれる。
痛い失点を許した誠修だったが、ここから試合を盛り返す。
３７分、一度は逃したフリーキックのチャンスを再度掴むと、キッカーの１３番西田選手の
クロスに、大野選手が頭で合わせ、ついに１点を返す。
ここから試合は激しさを増したが、ここで前半は終了。
次の１点が、試合を左右されそうな中、後半を迎えることになった。
前半１点を返した誠修が、後半もその勢いのまま、筑陽ゴールに迫った。
５分には、左からのクロスボールに、野中選手がパンチングで跳ね返すが、
１０番大熊選手が詰めて、ボールは惜しくも左へ。
その２分後にも、中央を突破した８番江頭選手がゴール前に絶妙なスルーパスを
通すが、筑陽の４番栗原選手がスライディングでカット。
その流れから得たフリーキックのチャンス。大熊選手が直接狙うが、野中選手が
がっちりキャッチ。筑陽守備陣も集中した守備で、同点ゴールは許さない。
追加点を奪えない筑陽も、古賀敬仁選手のシュートから得た、左からのコーナーキック。
折り返しを３番吉村選手が頭で合わせるが、右ポストをかすめゴールとはならず。
少し中盤にスペースが生まれ、両校カウンターを仕掛けるが、守備陣の奮闘もあり、
最後の所はやらせず。
残り時間１０分を切った頃から、誠修に流れが傾き、中盤でセカンドボールを
拾うと、裏に抜けた江頭選手がシュートを放つが、野中選手が足でブロック。
さらにアディショナルタイム３分、中央からの大熊選手のループパスに、
途中出場の２１番黒田選手がディフェンスの裏を抜けるが、ここも判断良く飛び出した、
野中選手がクリア。決定的なチャンスを、阻まれてしまう。
前年度準優勝校を、誠修は苦しめたものの、最後はしっかり逃げ切って、
勝利した筑陽学園が、準決勝へと駒を進めた。
福岡県大会 結果
http://fukuoka-fa.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/30選手権二次結果.pdf
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