13時10分にキックオフされたのは、九州国際大学付属高校と、ノーシード
ながら、筑前、筑紫台に競り勝ち、勝ち上がった三潴高校の一戦。
戦前では、九州国際大学付属高校(以下、九国)が優位と思われた試合だったが、
後半40分で決着がつくという、脚本家でも書けないドラマが、そこには待っていた。
九州国際大学付属高校 スタメン
GK 1 石田 晴也
DF 2 是木 勇人 3 花田 周勇 4 大川 智己 5 吉田 晃
MF 7 稗田 凌太 9 森永 将斗 14 田中 龍人介(C)15 尾木 滉 17 阿比留 将栄
FW 8 村上 育海
三潴高校 スタメン
GK 1 井手口 廉
DF 2 中山 陽色 4 久津輪 翔 5 村田 佳斗 8 石橋 涼太 15 大坪 嶺雅
MF 6 山田 奈央稀 7 福島 一翔 11 川原 拓馬 17 石橋 輝紀
FW 18 須藤 佑太
試合は序盤から九国ペースで進むものの、跳ね返し続ける三潴。
すると、9分12分にシュートまで持って行くが、九国のゴールキーパー石田選手の正面。
フィジカルで勝る九国は、フォワードの位置でプレーする、3番花田選手にボールを
集めるものの、良い形でシュートまでは持ち込めず。
16分には中盤で奪ったボールを、8番村上選手に預け、ドリブルからの見事なターンで
シュートまで持って行くが、三潴のゴールキーパー井手口選手が好セーブ。
上背は無いものの、抜群の反射神経とコーチングで、守備陣を統率する井手口選手。
九国がボールを支配しているが、三潴が守備からゲームをコントロールしている
様な展開で、徐々に流れが変わって行った。
すると17分、ついに三潴が均衡を破る。
右サイドで良い仕掛けを見せていた、7番の福島選手がドリブルで突破しクロス。
左サイドへボールは流れるものの、そこから前線に人数を掛け、ゴール前は混戦に。
九国も跳ね返そうとするが、最後は18番須藤選手が押し込み、先取点を奪った。
勢いに乗った三潴は、福島選手と須藤選手のコンビネーションからチャンスを
作ると、17番石橋選手がシュートまで持って行くが、惜しくもゴール上に外れ、
九国はピンチを逃れた。
早く同点に追いつきたい九国は、33分に左サイドを突破した、村上選手のクロスに、
中央で花田選手がシュートを放つが、井手口選手の正面。
立ちはだかる井手口選手のゴールを九国は破れず、このまま三潴1点リードで前半を終える。
後半最初にチャンスを掴んだのも三潴だった、
開始2分、ゴール正面でフリーキックのチャンスを掴むと、8番石橋選手のシュートは
枠を捉えるが、石田選手が横っ飛びでセーブし、追加点が奪えない。
対する九国もカウンターから、途中出場の18番山口選手が抜群のスピードで抜け出し、
シュートまで持って行くが、井手口選手の好セーブに阻まれてしまった。
それでも、後半頭から入った山口選手と、13番坂下選手が攻撃にリズムを作ると、
その二人の関係から同点ゴールが生まれる。
8分、中盤でボールを奪うと、坂下選手から、右サイドに流れていた山口選手へ。
山口選手の折り返しを、坂下選手がしっかり合わせ、ついに井手口選手の壁を破る同点ゴール。
振り出しに戻った試合は、こう着状態が続き、一進一退の攻防が続いた。
31分、三潴は途中出場の10番でキャプテンの安徳選手が左サイドで粘って、
クロスを上げシュート持ち込むが、九国も体を張ってブロック。
直ぐさま九国も、カウンターから山口選手がシュートを放つが、三潴守備陣も体を
張ってブロック。36分にも、ペナルティーエリアに進入した、九国のキャプテン
14番の田中選手がシュートを放つが、井手口選手が好セーブ。ルーズボールにも、
全員で反応して掻き出す三潴。
後半だけで15本のシュートを放たれながらも、凌いで来た三潴。
38分にコーナーキックのチャンスを与えるが、ここを凌げば延長かと思われたが、
九国が最後に得意のセットプレーから、決勝ゴールを奪う。
1本目のコーナーキックのチャンスはクリアされたが、2本目、田中選手のクロスに
合わせたのは4番の大川選手。
打点の高いヘディングシュートは、井手口選手の手を擦り抜け、豪快にゴールに
突き刺さる。
三潴に残された時間は、アディショナルタイムの5分。
41分に、13番石川選手のスルーパスに反応した、安徳選手がシュートを放つが、
石田選手が立ちはだかり、同点ゴールを許さず。
最後まで奮闘を見せたものの、三潴もここで力尽きタイムアップ。
苦しい試合をモノにする力強さを、最後に見せつけた九州国際大学付属高校が勝利し、
筑陽学園が待つ準決勝へと勝ち進んだ。
福岡県大会 結果
http://fukuoka-fa.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/30選手権二次結果.pdf
その他の試合の写真はコチラ ↓
https://www.instagram.com/cross_football_fukuoka/
ながら、筑前、筑紫台に競り勝ち、勝ち上がった三潴高校の一戦。
戦前では、九州国際大学付属高校(以下、九国)が優位と思われた試合だったが、
後半40分で決着がつくという、脚本家でも書けないドラマが、そこには待っていた。
九州国際大学付属高校 スタメン
GK 1 石田 晴也
DF 2 是木 勇人 3 花田 周勇 4 大川 智己 5 吉田 晃
MF 7 稗田 凌太 9 森永 将斗 14 田中 龍人介(C)15 尾木 滉 17 阿比留 将栄
FW 8 村上 育海
三潴高校 スタメン
GK 1 井手口 廉
DF 2 中山 陽色 4 久津輪 翔 5 村田 佳斗 8 石橋 涼太 15 大坪 嶺雅
MF 6 山田 奈央稀 7 福島 一翔 11 川原 拓馬 17 石橋 輝紀
FW 18 須藤 佑太
試合は序盤から九国ペースで進むものの、跳ね返し続ける三潴。
すると、9分12分にシュートまで持って行くが、九国のゴールキーパー石田選手の正面。
フィジカルで勝る九国は、フォワードの位置でプレーする、3番花田選手にボールを
集めるものの、良い形でシュートまでは持ち込めず。
16分には中盤で奪ったボールを、8番村上選手に預け、ドリブルからの見事なターンで
シュートまで持って行くが、三潴のゴールキーパー井手口選手が好セーブ。
上背は無いものの、抜群の反射神経とコーチングで、守備陣を統率する井手口選手。
九国がボールを支配しているが、三潴が守備からゲームをコントロールしている
様な展開で、徐々に流れが変わって行った。
すると17分、ついに三潴が均衡を破る。
右サイドで良い仕掛けを見せていた、7番の福島選手がドリブルで突破しクロス。
左サイドへボールは流れるものの、そこから前線に人数を掛け、ゴール前は混戦に。
九国も跳ね返そうとするが、最後は18番須藤選手が押し込み、先取点を奪った。
勢いに乗った三潴は、福島選手と須藤選手のコンビネーションからチャンスを
作ると、17番石橋選手がシュートまで持って行くが、惜しくもゴール上に外れ、
九国はピンチを逃れた。
早く同点に追いつきたい九国は、33分に左サイドを突破した、村上選手のクロスに、
中央で花田選手がシュートを放つが、井手口選手の正面。
立ちはだかる井手口選手のゴールを九国は破れず、このまま三潴1点リードで前半を終える。
後半最初にチャンスを掴んだのも三潴だった、
開始2分、ゴール正面でフリーキックのチャンスを掴むと、8番石橋選手のシュートは
枠を捉えるが、石田選手が横っ飛びでセーブし、追加点が奪えない。
対する九国もカウンターから、途中出場の18番山口選手が抜群のスピードで抜け出し、
シュートまで持って行くが、井手口選手の好セーブに阻まれてしまった。
それでも、後半頭から入った山口選手と、13番坂下選手が攻撃にリズムを作ると、
その二人の関係から同点ゴールが生まれる。
8分、中盤でボールを奪うと、坂下選手から、右サイドに流れていた山口選手へ。
山口選手の折り返しを、坂下選手がしっかり合わせ、ついに井手口選手の壁を破る同点ゴール。
振り出しに戻った試合は、こう着状態が続き、一進一退の攻防が続いた。
31分、三潴は途中出場の10番でキャプテンの安徳選手が左サイドで粘って、
クロスを上げシュート持ち込むが、九国も体を張ってブロック。
直ぐさま九国も、カウンターから山口選手がシュートを放つが、三潴守備陣も体を
張ってブロック。36分にも、ペナルティーエリアに進入した、九国のキャプテン
14番の田中選手がシュートを放つが、井手口選手が好セーブ。ルーズボールにも、
全員で反応して掻き出す三潴。
後半だけで15本のシュートを放たれながらも、凌いで来た三潴。
38分にコーナーキックのチャンスを与えるが、ここを凌げば延長かと思われたが、
九国が最後に得意のセットプレーから、決勝ゴールを奪う。
1本目のコーナーキックのチャンスはクリアされたが、2本目、田中選手のクロスに
合わせたのは4番の大川選手。
打点の高いヘディングシュートは、井手口選手の手を擦り抜け、豪快にゴールに
突き刺さる。
三潴に残された時間は、アディショナルタイムの5分。
41分に、13番石川選手のスルーパスに反応した、安徳選手がシュートを放つが、
石田選手が立ちはだかり、同点ゴールを許さず。
最後まで奮闘を見せたものの、三潴もここで力尽きタイムアップ。
苦しい試合をモノにする力強さを、最後に見せつけた九州国際大学付属高校が勝利し、
筑陽学園が待つ準決勝へと勝ち進んだ。
福岡県大会 結果
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