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平日のナイトゲーム。
この年代の取材を始めて、あまり行った記憶がない。
それもそのはず。普段の学校生活がある為、週末に行われるのが前提。
しかし今年は台風などの天候不良の為、福岡のアビスパ福岡U−18も3試合が延期されている。
東西に分かれ、全国規模で行われているプレミアリーグ。
天気が相手の為どうしようもないが、アウェーのチームの事を考えると、少し不憫に思える。

今回、そんな思いを抱きながら、福岡に迎えたのはガンバ大阪ユース。
前回のアウェー戦も延期になって行われ、1−3で敗戦を喫している。
リーグ戦5位につけるガンバ大阪ユースは、Jユースカップでも快進撃を続け、
日曜日に行われた試合にも勝利し、ベスト8に駒を進めている。
平日の遠征、そして中2日。悪条件が重なる相手だけに、ホームで勝利し、リベンジを果たし、
連勝記録を6に伸ばしたいアビスパ福岡U−18。
しかし対峙したガンバ大阪ユースは、そんな悪条件をものともしない力と技術で、
ホームチームを飲み込んだ。

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アビスパ福岡U−18 スタメン
GK 16 桜木 亮太 
DF 2 坂口 翔太 4 常陸 宙太 5 鷹巣 直希 6 桑原 海人 33 森山 公弥
MF 10 北島 祐二 12 松田 知己 15 下川 草太 20 吉村 銀河  
FW  39 石井 稜真

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ガンバ大阪ユース スタメン
GK 1 駒井 幸弘
DF 3 大石 修也 4 吉木 大喜 5 河合 哲太 6 岡治 秀明
MF 7 丹羽 匠 8 奥野 耕平 10 岩本 翔 13 國分 龍司 30 飯野 壮磨  
FW 14 原田 烈志

注目したのは、ガンバ大阪ユース(以下、ガンバ)のスタメンだったが、日曜日の
試合から3人を入れ替えて、アビスパ福岡U−18(以下、アビスパ)に挑んで来た。
http://www.gamba-osaka.net/academy/index/no/8719/ 

序盤、ボールを保持しようとするガンバ相手に、前線から連動してプレッシャーを
掛けに行くアビスパ。
ボランチの15番下川選手、20番吉村選手も激しくチェックに行き、相手に攻撃のリズムを
作らせていなかった。
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すると6分、この日フォワードの位置に入った、12番松田選手が起点になり、
10番の北島選手へ。北島選手は、この日一列高い位置でプレーする、6番桑原選手へ
ボールを預けると、得意のドリブルで突き進み、左コーナーキックのチャンスを得る。 
キッカーは2番の坂口選手。
ファーサイドに送り込まれたボールに飛び込んだのは、39番石井選手。
頭1つ高い打点から頭で合わせ、ゴールに突き刺す。
前回のガンバ戦でも得点している石井選手のゴールで、アビスパは幸先良く
先取点を奪うことに成功した。
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先制されたガンバだったが、そこは何人もの選手をトップチームに送っている名門。
10番の岩本選手を起点に、細かくパスを繋ぎ、攻撃を組み立てて行くと、
11分には左コーナーキック付近で、フリーキックのチャンスを得るが、ここは
アビスパのゴールキーパー桜木選手のパンチングに阻まれる。 
18分には、ペナルティーエリア付近で細かく繋いで、最後は8番奥野選手がシュート。
その流れで得たコーナーキックから、頭で合わせるが惜しくも左へ。
27分にも、6番岡治選手がファウルを受け、フリーキックのチャンスを掴むが、
アビスパ守備陣も何とか凌ぎ、同点ゴールを許さない。
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ピンチを防いだアビスパも、34分。
後方からのボールを松田選手が、激しいガンバディフェンダーのチェックを、
鋭い身のこなしで交わしターン。ドリブルから、左を駆け上がって来た桑原選手に
ボールを送ると、ゴール前に送られたクロスに、石井選手が合わせるが、
惜しくもシュートは左へ。

最後の所はやらせず、攻守において何とか食らいついていったアビスパ。
だが徐々にガンバの速いパス回し、引っかけさせても、直ぐにカバーの選手が居る絶妙な距離感。
そして、落ちるどころか益々増える運動量に、少しづつ対応が遅れ始める。 
38分、スルーパスに反応した13番國分選手には、桜木選手が上手く対応しピンチを防いだが、
42分、ついに同点ゴールを奪われる。
左から4番の吉木選手のシュート気味のクロスを、桜木選手が辛うじて弾くが、
こぼれ球にいち早く反応した、7番丹羽選手が頭で押し込み、ガンバが試合を振り出しに戻す。

勢いに乗ったガンバは、前半残り僅かの時間にもチャンスを作るが、アビスパも
ゴールを死守。負けじと、終了間際にカウンターからチャンスを作るが、ガンバの
ゴールキーパー駒井選手もロングボールを頭でクリア。
クリアボールに反応した、石井選手がヘディングシュートを放ち、駒井選手の頭上を越すかと
思われたが、見事な反射神経から片手で弾きピンチを防ぐ。
前半はここで終了。
痛い時間帯に追いつかれてしまったアビスパ。
後半、どこまでガンバの攻撃に対応出来るかが重要だったが、後半に入っても
その勢いは止まらなかった。

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開始3分、岩本選手が中盤でボールカットすると、得点ランキング2位の14番原田
選手がシュート。このチャンスは防がれてしまうが、その2分後、丹羽選手からの
パスを貰った岩本選手。ゴール前にぽっかり空いたスペースに、ドリブルで切れ込むと、
僅かなシュートコースを見つけ右足を振り抜く。シュートはゴール左に突き刺さり、
ガンバが逆転に成功。

その2分後にも、岡治選手が得たPKのチャンスを、原田選手がど真ん中にしっかり決め
3−1に。
12分には、中盤で何本ものパスを繋ぎ、最後は裏に抜けた岡治選手がシュートを決め
4−1に。
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7分の間に3失点。
平日にも関わらず、多くのアビスパ福岡U−18サポーターが詰め掛けた福岡フットボール
センターも、一瞬静まり返るが、顔を上げる選手たち。
そして「3点取り返すぞ!」と鼓舞する選手が、その言葉通りゴールを決める。

33番森山選手の後方からのパスを受けた桑原選手が、左サイドを得意のドリブルから
ファウルを獲得。
絶好の位置でフリーキックのチャンスを掴むと、キッカーは2番坂口選手。
右足から放たれたシュートは、豪快にネットに突き刺さり、アビスパが1点を返す。
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息を吹き返したアビスパは、ここから反撃に出る。
24分。中盤でボールを奪った吉村選手のミドルシュートでコーナーキックのチャンス。
30分には、坂口選手の仕掛けから右サイドでチャンスを作り、最後は交代で入った
11番庄司選手がシュート。
しかしどちらも、ゴールキーパー駒井選手の好セーブの前に防がれ、ゴールとは成らず。

攻勢に出るアビスパだったが、アディショナルタイムの1分、
前掛かりになった所を、23番の大谷選手にカウンターから仕留められ、
試合にピリオドを打つ5点目。
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試合終了のホイッスルが鳴るまで、勝利に向けて走り続けたアビスパ福岡U−18
だったが、それを全ての面で上回ったガンバ大阪が5−2で勝利を収めた。
リーグ戦でも3位に浮上(1試合未消化)し、11月3日に行われるカップ戦に、弾みをつけた。
Jユースカップ日程
https://www.jleague.jp/jyouth/2018/match/quarter_final.html
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連勝が5でストップしたアビスパ福岡U−18。
プレミアリーグ残留確定とは成らなかったが、残りリーグ戦3試合。
自分達が目指す所に向かって、一心不乱に突き進んで欲しい。
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高円宮杯プレミアリーグ 試合結果
http://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2018/west/match_page/m1509.html
その他の試合の写真はコチラ ↓
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