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大会が始まってから、久しぶりにゆっくりした昨日の土曜日。
でもどこか物足りない1日だった。
今日行われた準決勝の2試合。東福岡高校対東海大学付属福岡、九州国際大学付属対筑陽学園。
その2試合とも、さすが優勝経験のある学校同士の戦いだけあって、息詰まる、
白熱した試合を見させてくれた。
決勝の舞台を目指した4校の、熱い激闘の試合のレポートをお届けする。

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東福岡高校 スタメン
GK 1 松田 亮 
DF 2 中村 拓海 3 中西 渉真 4 西田 翔央 15 丸山 海大 
MF 6 中村 拓也(C)8 野寄 和哉 10 篠田 憲政 14 青木 俊輔 18 荒木 遼太郎
FW 9 大森 真吾

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東海大学付属福岡高校 スタメン
GK 17 李 到烔  
DF 2 早川 峻央 3 河原 佑哉 4 冨士田 康人(C)5 原田 環  
MF 6 岡田 卓也 7 堤 太陽 8 江草 舜辰 10 大森 陸 11 高田 悠
FW 9 田原 佑真

平成24年度の優勝を最後に、優勝から遠ざかっている東海大学付属福岡高校(以下、東海)。
その時は、私もあの国立競技場に向かい、開幕戦を取材させてもらった。
あれから6年。「王座奪還」を掲げ、ここまで6−0、8−0と危なげなく勝ち進んで来た
東海が、現在王座に君臨する東福岡高校(以下、東福岡)相手に、どんな戦い方を
するのかが注目された。
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ファーストシュートは東福岡だった。9番大森選手のポストプレーから、8番野寄選手が
シュートを放つが、大きく上へ。
東海も7分、7番堤選手のロングスローがゴール前に上がるが、東福岡のゴールキーパー
松田選手がしっかりキャッチ。
13分には右サイドを崩し、グラウンダーのクロスに、9番田原選手が駆け上がりシュート
を放つが、こちらも松田選手ががっちりキャッチ。得点を許さなかった。
対する東福岡も反撃に出たかったが、中盤での寄せが早い東海相手に、シュート
チャンスを作れずにいた。
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攻守において勢いがあった東海は、その勢いそのままに、先取点を奪う。
16分、右から堤選手のロングスロー。一度はクリアされるが、こぼれ球を拾った10番
大森選手がゴール前にボールを上げると、混線状態に。
東福岡も必死にクリアを図るが、ボールは東海8番の江草選手の足元へ。
江草選手は、フリーの11番高田選手へパスを送ると、高田選手は思い切り右足を
振り抜きゴールに突き刺す。
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待望の先取点を上げた東海は、その2分後にも決定的なチャンスを迎える。
中盤でボールを受けた大森選手から、ワンタッチでスルーパスを送ると、
抜け出した田原選手がシュートするが、松田選手が体全体でブロック。 
チームの大ピンチを救った。 
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すると流れは東福岡に。
23分、中盤から左へ展開すると、この日スタメンの1年生14番青木選手が左サイド
を突破し、中へグラウンダーのクロス。6番のキャプテン中村選手が角度を変え、
最後は大森選手が体勢を崩しながら、左足シュートを決め、東福岡が同点に追いつく。
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追いつかれてしまった東海だったが、すぐに勝ち越しゴールを奪う。
同点から僅か2分後、中盤から左へ展開すると、ボールを受けた江草選手がマークを外し中へパス。
田原選手へ渡ったボールは、更に高田へ渡り右足でシュート。
この日2点目の高田選手のゴールが決まり、東海が2−1と再度突き放す。 
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再度リードした事で、中盤でも優勢に立ち、リズムを取り戻した東海。
37分には、10番篠田選手のヘディングシュート。40分には大森選手のシュートと、
立て続けにピンチを迎えるが、ゴールキーパーの李選手、キャプテンの冨士田選手を
中心に、良い形でシュートを打たせず。
攻撃でも、アディショナルタイムに絶好のチャンスを迎え、高田選手がシュートを放つが、
東福岡の15番丸山選手がラインギリギリでブロック。
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激しく変わるゲーム展開に、あっという間の前半40分が過ぎ、2−1の東海リードで
前半を終えた。

僅か1点のリードでは、この試合の行方が分からない。
その思いは東海にもあったはず。後半に入っても、江草選手、田原選手が仕掛け、
チャンスは作るものの、ゴールキーパー松田選手、4番西田選手と丸山選手の
両センターバックが跳ね返し、これ以上のゴールを許さない。
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ゲームの流れを変えたい両校は、東福岡は7番福田選手、20番堺選手。
東海は14番川本選手と早目に攻撃的な選手を投入。
その流れを引き寄せたのは、東福岡だった。
18分、左からのスローイングを受けた福田選手がドリブルで中へ切れ込み、大森選手に
パスを送ると、左でフリーになっていた堺選手へ。
ゴール前を固める東海の網を打ち破るシュートを決め、再度東福岡が同点に追いつく。
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再度同点に追いつかれた東海。
気落ちしてした相手の、僅かな隙を現王者は逃さなかった。
同点ゴールから1分後、後方からのパスに、オフサイドギリギリに抜け出した大森選手。
そのまま左サイドをドリブルで駆け上がると、角度の無い所から右足でシュートを
逆サイドのネットに突き刺し、東福岡が逆転に成功する。
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それでもまだ、東海にも逆転の時間は十分にあったが、中盤での運動量で勝って来た東福岡が、
ここからゲームをコントロール。
時間だけが経過して行く。
残り時間はアディショナルタイムの5分。
最後の力を振り絞り、同点ゴールを目指す東海。
自陣からカウンターを仕掛け、右からのクロスに途中出場の22番本山選手がシュートを
放つが、惜しくもシュートはゴール上へ。
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試合はそのままタイムアップ。
東海大学付属福岡が試合を優位に進めながらも、僅かなチャンスも見逃さす生かし、
最後は力でねじ伏せた東福岡が3−2で勝利。
また一歩、6年連続優勝に向けて、東福岡が決勝へと駒を進めた。
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福岡県大会 結果
http://fukuoka-fa.com/wp-content/uploads/sites/3/2018/11/30選手権二次結果.pdf
その他の試合の写真はコチラ ↓
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