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高校サッカー選手権大会の取材の為、1カ月以上空いてしまった九州大学サッカーリーグの取材。
この日会場となった九州産業大学グラウンドに着くなり、福岡大学サッカー部の乾監督と握手を
させていただいた際「随分、ごぶさたでしたね (笑)」と、温かくイジられてしまいました(苦笑)

冗談はさて置き。

今日の試合を含めて、リーグ戦も残り2節。
福岡大学は前期2敗喫したものの、後期はここまで引き分けを挟んで8連勝を飾り、
リーグ戦優勝を決め、12月12日から行われる「第67回 全日本大学サッカー選手権大会」
への出場を早々と決めた。
(第67回 全日本大学サッカー選手権大会 概要 https://www.jufa.jp/news/news.php?kn=855 ) 
「もうすでに、全国への準備を進めている所です」と、乾監督の目も全国に向けられていた。
 
対する九州産業大学は今季濱吉正則監督を迎え、良い戦いをするものの取りこぼしが響き、 
残念ながら年末の全国への切符は逃してしまった。
それでも「福岡大学との試合に、選手たちは相当気合が入っている」と濱吉監督が話す通り、
普段と同じ様にリラックスしながらも、どこかいつもとは違った雰囲気の選手たち。 
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今年、ここまで両校を中心に取材して来ただけに、どんな試合展開になるか期待していたが、
最後の最後にドラマが待っていた。

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九州産業大学 スタメン
GK 1 緒方 伊吹
DF 2 吉沢 凛太郎 3 斉藤 諒 4 藤井 義治 
MF 6 黒木 朋弥 10 末永 巧 12 末永将也 17 綾部 廉太郎 
FW 9 岩村 勝利 14 本郷 大生 40 高山 拓斗

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福岡大学 スタメン
GK 21 真木 晃平
DF 3 下堂 竜聖 12 青山 生 13 石田 皓大 24 倉員 宏人
MF 5 饗庭 瑞生 7 井上 健太 8 大熊 健太 22 河原 創
FW 10 梅田 魁人  30 前田 翔吾

ホームの九州産業大学(以下、九産大)は、試合開始から勢いよく攻め、6分には6番
黒木選手が右サイドから速いクロスをゴール前に上げるが、惜しくも中の先制には合わず。
対する福岡大学(以下、福大)も、8分に右サイドで7番の井上選手が、ゴールラインギリギリの
ドリブルから、マイナスのクロスを折り返し、10番の梅田選手がシュートを放つが、
九産大のディフェンダーがブロック。こぼれ球から、最後はフリーの30番前田選手がシュート
を打つも、これも九産大守備陣が体を張ってブロック。決定機を防がれてしまう。
ボールを保持しようとする九産大相手に、素早いプレッシャーを掛け、ショートカウンターを
仕掛ける福大は、中盤でボールをカットすると、右サイドの12番青山選手のドリブルから、
マイナスのパスを7番井上選手に送ると、井上選手が放った決定機なシュートは、九産大の
守護神緒方選手が足でブロック。こぼれ球を拾った福大は、得点ランキング2位の梅田選手に
合わせるが、梅田選手のヘディングシュートは伊吹選手の正面を突き、先取点とは成らず。
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中盤での主導権争い、前線へのロングフィードの争いも、両守備陣の球際へのアプローチ
が激しく、ボールがなかなか繋がらなず、攻守の早い展開でゲームが進んで行った。
22分には中盤でボールをカットした九産大が、最後は右サイドを駆け上がった黒木選手が
シュートまで持って行くが、福大ゴールキーパーの真木選手の正面。
24分には福大が、右サイドからの井上選手のクロスに、ファーサイドでフリーで受けた
梅田選手がシュートを放つが、これも緒方選手が体を張って好セーブ。
32分には、右サイドで井上選手、青山選手、梅田選手の見事なパス交換から、ペナルティー
エリアでラストパスを受けた22番河原選手がシュートを打つが、九産大守備陣が跳ね返す。
その1分後にも、8番大熊選手のボール奪取から、左サイドにポジションチェンジした
井上選手のクロスに、途中出場の14番今田選手が頭で合わせるが、惜しくもゴール上へ。
前半終了間際にも、後方からの3番下堂選手の鋭い楔に反応した今田選手。
鮮やかなトラップで相手ディフェンダーを交わし、シュートまで持って行くが惜しくも左へ。
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福大が押し気味に進めながらも、最後の所をやらせない集中したディフェンスを見せる
九産大。あっという間に45分が終了し、両チーム無得点のまま前半が終了した。

後半最初の九産大の攻撃を凌ぐと、福大の攻撃の時間帯が続く。
河原選手の鋭いボール奪取、13番のキャプテン石田選手の果敢な攻撃参加から、
今田選手にボールを集めるが、ゴールまでには至らず。
コーナーキックなど、得意のセットプレーでもチャンスを得るが、九産大の固い守備網を崩せず。
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耐える時間帯を凌いだ九産大も、機を見てフォワードの9番岩村選手に鋭いパスを送るが、 
26分に放ったループ気味のシュートは、惜しくもゴール上へ。
37分にも、中盤で10番でキャプテンの末永選手を中心に、見事なパスワークから、
最後は17番綾部選手がシュートを放つが、福大守備陣のブロックに阻まれてしまう。
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両チーム得点が奪えないまま、このまま試合が終わるのかと思われた試合終了間際、
梅田選手が九産大ペナルティーエリアすぐ右でファアルを受け、良い位置でフリーキックの
チャンスを得る。
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ボールにはキャプテンの石田選手と、途中出場の15番河面選手が立つ。
ベンチの乾監督は、石田選手に蹴る様に指示が出ていたが、
キッカーは「キャプテンが任せてくれた」と試合後に語ってくれた河面選手だった。 
低い弾道のシュートは、壁を擦り抜け左隅に突き刺さる劇的なゴール。 
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2分のアディショナルタイムも、九州産業大学の反撃を凌ぎ切った福岡大学が勝利し、
最終節の鹿屋体育大学との『九州クラシコ』に弾みをつけた。
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九州大学サッカーリーグ 日程&結果
http://www.jufa-kyusyu.jp/score/ 
その他の試合写真はコチラ ↓
https://www.instagram.com/cross_football_fukuoka/