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同じコートで、13時20分にキックオフされたのは、4位の大分トリニータU−18と
9位の九州国際大学付属高校の一戦。
九州国際大学付属高校(以下、九国)は、ここまで16試合戦って、奪った勝ち点は10。
すでに自力での残留が無くなった今、他力を得る為にも、残り2試合を勝利するのは最低条件。
僅かな望みを未来に繋げる戦いのキックオフの笛が、福岡フットボールセンターに鳴り響いた。

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九州国際大学付属高校 スタメン
GK 1 石田 晴也 
DF 2 是木 勇人 4 大川 智己 5 吉田 晃 
MF 6 阿比留 将栄 7 稗田 凌太 13 小松 大輝 14 田中 龍人介 15 村上 育海
FW 10 山口 修平 11 坂下 快
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大分トリニータU−18 スタメン
GK 21 木戸 雄登
DF 3 永森 舜 6 三木 慎博 24 矢野 太一
MF 7 岩﨑 竜士 19 西城 響也 32 工藤 大雅
FW  9 田原 龍之介 11 日高 智也 18 三好 斗真 29 本永 一成

1分も満たない内に、九国の15番が村上選手がファーストシュート。
この試合に懸ける、選手たちの意気込みが伝わる試合の入りに、いきなりゲームが動く。
大分トリニータU−18(以下、大分)の攻撃を跳ね返すと、そのクリアボールを前線で競り合う 
10番の山口選手。大分の選手はたまらず、ゴールキーパーにボールを預けようとするが、
それを狙っていたのが、11番のフォワード坂下選手。 
鋭い快足でそのボールを奪うと、大分のゴールキーパー木戸選手も交わして、
無人のゴールへ流し込み九国が先制ゴール。 
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この先取点で、九国が試合を優位に進められるかと思われたが、そこは強者揃いの
リーグ戦で4位に着ける大分。
11分に、九国のミスからボールを奪うと、最後は18番三好選手がシュートを放つが、
九国の守護神石田選手が指先で触れ、ボールはバーに弾かれノーゴール。 
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これでリズムを掴んだ大分は、ここから猛攻を仕掛け、16分、試合を振り出しに戻す。
11番日高選手の鋭い楔のパスを、三好選手は見事なトラップで受けると、素早いターンで
九国守備陣を振り切り、そのままシュート。
ボールは左隅に突き刺さり、大分が同点に追いつく。
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流れを掴んだ大分は、ここから猛攻を仕掛けるが、九国のゴールキーパー石田選手を
中心に、ディフェンス陣も体を張ってブロック。
38分にも左サイドからのクロスに、32番工藤選手がニアで合わせるが惜しくもゴール上へ。
対する九国もカウンターから、10番山口選手が中に合わせようとするが、大分ディフェンス
陣が間一髪でクリア。ピンチを防ぐ。
前半はこのまま1−1で終了。両チーム互いに譲らず、勝負の行方は後半へと持ち越された。
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後半も攻守の切り替えの激しい試合展開。互いに最後の所をやらせてもらえず、シュートまで
持っていけない。そんな中、最初のチャンスをモノにしたのは大分だった。
11分、左サイドからのクロスに、9番田原選手が一度はシュートを防がれるものの、
最後は冷静に押し込み勝ち越しゴール。
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優位に立った大分はさらに31分、中盤で相手からボールを奪取すると、29番本永選手が
鋭い縦パスを前線に送る。ディフェンス陣の間で受けた18番三好選手は、そのまま
流し込み3−1と点差をひろげる。
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このままでは終われない九国も、直ぐさまゴールを奪い返す。
失点から僅か2分後、ゴール前に上がったクロス。混線の中、途中出場の19番早野選手が
押し込み1点差に詰め寄る。
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後半も残り時間僅か、九国は最後の望みを懸けパワープレーを試みるが、アディショナル
タイムの最後のチャンスも、大分のゴールキーパー木戸選手に阻まれ万事休す。
ここで主審のタイムアップの笛が鳴り響き、3−2で大分トリニータU−18が勝利を
収めた。

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鹿児島で行われる最終節、大分トリニータU−18は筑陽学園と対戦。

九州国際大学付属高校は、鹿児島城西高校との戦いとなる。
3年生のみで最後を戦うとの情報だが、この苦しかった1年間の戦いを払拭する様な
パフォーマンスで、勝利で締めくくって頂きたい。
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公式記録
http://football-system.jp/fss/pubGameResultConf.php 
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2018九州 日程
http://www.pl-kyushu.com/score/