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二日前の福岡フットボールセンターが思っていた以上に寒かったので、取材に集中出来る様に
防寒対策バッチリで向かった小郡陸上競技場。
着いた瞬間から暖かいと感じ、完全に私の予想は外れた。
それもそのはず、私が会場に着くと、スーツ姿の学生の皆さんが忙しそうに準備に追われ、
この日の最終節を大いに盛り上げようと、懸命に動いていた、暑いと感じたのはその熱意
からだったかも知れない。

どのカテゴリーでも最終節を迎えると、この1年の早さを実感し、寂しさも湧いて来る。
再開した今年の取材活動で、大学リーグにも出来るだけ足を運んだつもりではいるが、
まだまだその熱意を伝えるには不十分だったと反省。
来年以降は、もっともっと伝えられる様にと自分に誓った。

この日行われる試合は、第1試合は、入れ替え戦に向けて弾みをつけたい10位九州共立大学と、
6位が確定している九州産業大学。
そして第2試合は、「九州学生クラシコ」と銘打たれた、優勝が決まっている福岡大学と、
インカレ出場枠の3位と、勝ち点1差の4位鹿屋体育大学との一戦。

先ずは第1試合の九州共立大学と九州産業大学との試合をレポートする。
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九州共立大学 スタメン
GK 1 山本 聡一郎
DF 2 安藤 凌 6 冨田 晃一郎 8 谷本 一弥 15 松本 岬
MF 7 中嶋 勇人 10 角 康平 13 牧野 翔太 32 浦 淳也 36 上原 成貴
FW 26 小野原 洸
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九州産業大学 スタメン
GK 1 緒方 伊吹
DF 2 吉沢 凛太郎 3 斉藤 諒 4 藤井 義治 
MF 6 黒木 朋弥 7 赤木 翼 10 末永 巧 12 末永将也 17 綾部 廉太郎 
FW 9 岩村 勝利 14 本郷 大生

試合開始直ぐに、9番岩村選手、10番のキャプテン末永選手がシュートまで持って行き、
試合の主導権を握ろうとする九州産業大学(以下、九産大)。
対する九州共立大学(以下、九共大)も負けていない。 
7分に、ゴール前に上がったクロスのこぼれ球に反応した32番浦選手がシュートを放つが、
九産大のゴールキーパー緒方選手が落ち着いてキャッチ。
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前線から激しくプレスを掛けてくる九共大の網をかいくぐりながら、右の14番本郷選手、
左の7番赤木選手が好機を演出する九産大。 
12分には赤木選手のクロスから、10番末永選手が左足でシュートを放つが惜しくも右へ。
その2分後にも、6番黒木選手、本郷選手、2番の吉沢選手が右サイドを崩し、クロスまで
持って行くが生かせず。
30分にも10番末永選手、33分には赤木選手が決定機を迎えるが、ゴールキーパー山本
選手を中心に、固い守備を見せる九共大の守備陣の前にゴールを割れず。
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早目に先取点を奪って、試合を優位に進めたい九共大も、25分にドリブルから6番の冨田選手の
シュート、37分には右からのクロスに、7番中嶋選手が詰めるも、緒方選手の好守にあい
ゴールが奪えず。
38分にも九産大は決定機を迎える。
左サイドの赤木選手から右サイド。そして中央へ折り返し、ラストパスを受け取った、9番
岩村選手が胸トラップからシュートを放つも、 ゴールの右へ外してしまう。
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両チームのゴールへ向かう姿勢が、攻守の切り替えを早くし、無得点ながらも、見応えを
随所に見せた前半の45分が、あっと言う間に終了した。 

どちらが先制してもおかしくなかった前半。
試合の行方を左右する先取点は、後半開始早々九共大にもたらされる。
後半2分、相手ゴール前に上げたクロスはクリアされるが、そのルーズボールをいち早く
拾った、36番上原選手は迷いなく振り抜く。
豪快なミドルシュートが突き刺さり、九共大が待望の先取点を奪った。
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先制されてしまった九産大も、直ぐに反撃に動く。
9分に、左サイドから中央へ展開し、九共大の守備網を崩すと、7番赤木選手が強烈なシュート。
 九共大のゴールキーパー山本選手は必死にブロック。弾いた所も詰められて、再度シュートを
打たれるが今度も防ぎ、チームのピンチを救う。
攻め込むものの、得点が奪えずにいた九産大は、8番山口選手をピッチに送り込む。
ボールを持ったら、どんどん仕掛ける山口選手。攻撃にリズムが出て来た九産大に、
九共大は自陣に押し込まれて行く。 
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すると20分、3番斎藤選手からの後方からのパスを、ジャンプ一番胸トラップでボールをキープ。
ドリブルを開始し、ペナルティーエリアに侵入すると、九共大守備陣がたまらず倒してしまう。 
ペナルティーキックを獲得し、同点の絶好のチャンスのキッカーはキャプテンの末永巧選手。
落ち着き払った末永選手は、冷静にゴール右隅に決め、九産大が同点に追いつく。 
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畳み掛けたい九産大は、40番のフォワード高山選手を投入。
高山選手にボールを集め、惜しいシュートも放つが、九共大の山本選手の好守にも阻まれ、
勝ち越しゴールを奪えない。
入れ替え戦に向け、勝利して勢いをつけたい九共大も最後まで勝ち越しゴールを目指した。
41分には、左からのコーナーキック。アディショナルタイムにも、カウンターから9番
秋永選手が抜け出しシュートを打つが、九産大のゴールキーパー緒方選手もスライディングで
ブロック。絶好の勝ち越しのチャンスを、防がれてしまった。

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走り、戦い続けた選手たちであったが、アディショナルタイム3分が過ぎ、主審のタイムアップの
ホイッスルがピッチに鳴り響く。
最後まで勝利を目指した、両チームの最終節の戦いは、1−1の引き分けで終わる事となった。
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公式記録
http://football-system.jp/fss/pubGameResultConf.php 
最終順位
http://www.jufa-kyusyu.jp/score/ranking.html