竹村 謙吾 様

試合後、ゴールキーパーに取材に行く機会は、意外と少ない。
プロを担当していた時でさえ、幾多のシュートを防ぎ、1−0で勝利を収めた。
そんな試合は、年間にそう数試合無いし、多くの取材陣はゴールを決めた選手のコメントを
載せる事だろう。

去年も、スタンドから試合は見ていたので、今年から取材を再開する際の、
1つの楽しみであった飯塚高校。
攻撃面に注目されがちなチームだけに、どのタイミングで君に取材しようかと
伺っていたが、いつの間にか、その機会を失ってしまっていた。

最後のチャンスとなった、選手権大会。
普段は試合前に決める事は無いが、今日は竹村選手に聞こうと決めた試合がある。
そう、東福岡高校との一戦である。
飯塚が勝つときには、竹村選手の活躍が絶対に不可欠だと思っていたからだ。

そして、私が思っている以上のプレーで、何度もチームのピンチを防ぎ、あの東福岡を
80分無失点に抑えてみせた。 
しかし、チームは善戦むなしく敗退。 
試合後のインタビューは、ついに叶わなかった。

そんな時、ふと思い出した。
取材活動を休止する前にやった、卒業する3年生へのインタビュー企画。
残念ながら今は見ることは出来ないが、東福岡だった松田天馬選手(現 湘南ベルマーレ)。
筑陽学園だった瓜生昴勢選手(現 今治FC)、九国大付属の山下敬大選手(現 レノファ山口)
など、あの時輝いていた選手達にやった、あの企画を復活させようと。

そして、その第一弾は君に決めていた。

おっと、長くなってしまった。
次からの選手の文に困ってしまいますので、ここらで・・・。

次のステージでも、サッカーを楽しんで下さい。
笑顔と感動を、ありがとう。

サカモト マコト