福岡に、春の訪れを感じさせる大会が、今年も開幕しました。
福岡県宗像市で開催される「サニックス杯国際ユースサッカー大会2019」。
今年も海外から3チームを招待し、全16チームで4日間の熱い大会が繰り広げられます。
全国から強豪チームも多く参加しますが、普段と同じ様に、福岡県のチームを追って行きたいと
思います。

先ずはBグループに入った、アビスパ福岡ユース(大会表記に準じます。以下、アビスパ)の
初戦となった、鹿児島城西高校(以下、城西)戦を簡単にレポートします。 
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アビスパ福岡ユース スタメン
GK 16 桜木 亮太
DF 3 鷹巣 直希 4寺田 太陽 5 森山 公弥 13 伊藤 智央 17 加嶋 英斗  
MF 11 田村 奎人 20 藤原 尚篤 
FW 8 松田 知己 9 石井 稜真 18 軸丸 大翔
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鹿児島城西高校 スタメン
GK 1 戸田 哲平
DF 4 濵田 康成 6 田島 伊霧稀 11 池田 真太朗 15 山下 玲
MF 5 飯野 修司 7 山縣 聖大 8 西田 崇人 10 北條 真汰 14 桑原 滉
FW 9 宮城 勝 

初戦から、PK戦までもつれたこの試合。
前半16分、相手エリアでパスカットしたボールを、そのままドリブルで持ち込み、
アビスパ9番石井選手が、見事にゴールを決め先制に成功するが、その10分後、
城西も26分に相手エリアでボールを奪うと、右サイドでフリーだった8番西田選手が
落ち着いて決め、同点に追いつく。
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しかしその4分後、細かくパスを繋いだアビスパは、20番藤原選手のスルーパスに
反応した11番田村選手が綺麗に流し込み、アビスパが突き放し前半を終えた。
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後半も勢いがあったアビスパは、33分にも13番伊藤選手が中盤でボールをカットすると、
スピードに乗った8番松田選手にボールが渡り、右隅に狙い澄ましたシュートを決め、
3−1と試合を優位にした。
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残り時間も僅かだったが、ここから城西が驚異の粘りを見せる。
35分、中盤でボールを奪うと、右サイドから4番
濵田選手のパスに中央で途中出場の
13番田島聖選手がしっかり合わせ2−3。
さらにアディショナルタイム3分、素早いボール回しから、こちらも途中出場の12番
上地選手がミドルシュートを決め、土壇場で同点に追いつく。
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70分では決着がつかずPK戦へ。
ここで活躍したのが、後半から負傷交代で出場となったゴールキーパーの21番ヒル架依兼選手。
シュートストップでチームのピンチを救うと、最後はキッカーとしてもシュートを決め、11人まで
繰り広げられたPK戦に終止符を打つ。

これにより、勝った鹿児島城西高校は勝ち点2.5。敗れたアビスパ福岡ユースは1.5を
得る事になった。

大会公式サイト
https://sanix-sports.info/soccer/