九州国際大学付属高校対大分トリニータUー18の試合は、13時キックオフだったが、再度開会式の会場に戻った為、キックオフには間に合わず。前半10分過ぎくらいからのレポートになります。

九州国際大学付属高等学校 スタメン
GK 1 立石 爽馬
DF 2 稗田 凌太 3 宮本 武 4 吉田 晃 16 森 喜大 
MF 6 阿比留 将栄 8 高月 海 9 吉田 直樹 14 森永 将斗 17 米山 蓮
FW 11  坂下 快 

大分トリニータU−18 スタメン
GK 21 木戸 雄登
DF 5 阿部 憂心 35 高崎 弘輝 48 三浦 豪太 50 田中 優也
MF 10 工藤 大雅 11 西城 響也  17 弓場 将輝 
FW 18 小浜 耀人 32 平川 絢人 41 上西 峻平 

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セットプレーからチャンスを作り、流れを引き寄せていた九州国際大学付属高校(以下、九国)。
26分にも良い位置からのフリーキックのチャンスから、ゴール前に良いボールが入るが、大分トリニータU−18(以下、大分)のゴールキーパー木戸選手が辛うじてパンチングで防ぐ。
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その2分後にも、センターライン付近でボールを奪うと、17番米山選手がドリブルで抜け出し、ゴールキーパーと1対1の決定機だったが、ここも木戸選手のビッグセーブの前に防がれ、先取点を奪えない。セカンドボールも拾え、九国ペースで試合は進んで行ったが、先取点は大分が奪う。
35分、左から右の50番田中選手へと大きく展開すると、田中選手のクロスに、中央の32番平川選手が胸トラップからシュートを放つが、ここは九国の守備陣が体を張ってブロック。
しかしその3分後、またも右サイドを崩し、41番の上西選手のグラウンダーのクロスに、18番小浜選手がキッチリ合わせ均衡を破るゴールを奪う。
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先取点を奪った大分は、ここから良い形での攻撃が増え、高い個人技からチャンスを迎えるが、追加点とは奪えず。九国も何とか凌ぎ、前半は大分1点リードで終える。
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後半、早い時間帯に追いつきたい九国だったが、大分が突き放す。
開始3分、後方でゆっくりボールを回していた大分が、左からのパスに、斜めに走り込んだ平川選手が、九国守備陣の間でパスを受け抜け出し、落ち着いてシュートを決め、2−0と点差を広げる。
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このままでは終われない九国は、ここから怒涛の反撃を見せ、直ぐに試合を振り出しに戻す。
先ずは失点から1分後、高い位置でボールを奪った14番森永選手が、素早くゴール前に送ると、米山選手が頭で合わせ1−2に。
勢いを取り戻した九国は、余韻も冷めない内に、ゴール前の混戦から、こぼれ球を11番坂下選手が詰めて2−2の同点に追いつく。
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開幕戦を白星で飾りたい両チームは、勝ち越しゴールを目指し、相手ゴールに迫るがこじ開ける事が出来ない。23分には、右サイドを崩した大分にビッグチャンスが巡り、最後は平川選手がシュートを放つが、九国の守護神立石選手が足でブロック。チームの大ピンチを防ぐ。
アディショナルタイム2分が追加されたが、勝ち越しゴールは生まれず。2−2の同点で、勝ち点1ずつを分け合った。
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