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宮崎県でのプリンスリーグ九州開幕戦の取材、作業を終え、急いで(安全運転で)福岡に戻った。
昨日から開幕した「高円宮杯 JFA Uー18サッカーリーグ2019 福岡1部」に参戦する、東海大学付属福岡高等学校(以下、東海)の開幕戦に間に合わせる為である。
その開幕戦の相手は、九州国際大学付属高等学校(以下、九国)のBチーム。
チーム、そして選手自身の開幕となった試合は、緊張感のある、意地がぶつかり合った、白熱した試合を見せてくれた。
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東海大学付属福岡高等学校 スタメン
GK 1 李 到烔  
DF 2 岩本 幸輝 3 中山 駿 4高橋 輝 5 林田 遼河
MF 7 本山 詩音 9 小川 真尋  
FW 8 森木 嶺 11 新垣 智基 14 永江 青渚 15 松口 竜大 
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九州国際大学付属高等学校 スタメン
GK 1 向野 励哉
DF 3 中島 遼一郎 5 三宮 陸矢 17 磯谷 駿 
MF 4 小方 耀平 10 尾木 滉 13 小笠原 天斗 14 宮崎 太一 19 西川 大貴 23 川西 翼
FW 7 小松 風登

試合の序盤、数多く決定機を作ったのは九国だった。各選手が必死に存在価値を高めるべく、中盤、そして最終ラインでも、球際に激しく、東海の攻撃を跳ね返す。攻撃でも、15分にはカウンターから右サイドに展開し、中で細かく繋ぎ、最後は19番西川選手がシュートを放つが、東海ディフェンダーが体を張ってブロック。
その3分後にも、中盤でボールを奪取すると、右サイドでパスを受けた13番小笠原選手が、ドリブルからシュートを放つが、東海の守護神李選手が右手1本で防ぎ、ゴールを許さない。
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相手ゴールまで攻め込むものの、ラストパスの精度を書き、なかなかシュートまで持って行けなかった東海だったが、23分のコーナーキック、26分の右からのスローイングからのチャンスを迎えるが、九国のゴールキーパー向野選手に阻まれる。
29分には、左からの7番本山選手のクロスに、8番赤木選手がシュートを放つが、右のポストに弾かれ先取点とは成らず。
36分には大きく左サイドに展開し、9番小川選手が上げたクロスに、15番松口選手が飛び込み合わせるも、向野選手が辛うじて右手1本で防ぐ好守で、ゴールを死守。
どちらにも、いつゴールが生まれても良い雰囲気はあったが、最後の所はやらせない両校の選手の気迫が勝り、前半は無得点のまま終了する。
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1点が入れば、試合が大きく動きそうな後半だったが、先に仕掛けたのは東海。
相手へのプレッシャーが素早くなり、九国ゴールに迫ると、4分に得た左からのコーナーキックのチャンス。一度はクリアされるが、再度ボールを拾うと、ゴール前に上げたクロスをつなぎ、最後は11番新垣選手が胸トラップからシュートを決め、欲しかった先取点を奪う。
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先取点で緊張が解けたのか、東海の攻撃にリズムが生まれ、数多くチャンスを作るも、16分、スルーパスに抜け出した、途中出場の10番徳山選手がシュートまで持って行くが、向野選手が体を張ってブロック、その1分後のクロスに合わせた徳山選手のヘディングシュートも防ぎ、攻撃陣の反撃を待つ好守を見せる。
すると20分、左からの4番小方選手のクロスに、中央で合わせた途中出場の8番森田選手がシュートを外してしまい、チャンスは逸したかと思われたが、その1分後、シュートを弾いた相手ゴールキーパーのボールを拾った小方選手が、広い視野から中央に落ち着いてラストパスを送ると、フリーだった途中出場の9番杉山選手がしっかりゴールに押し込み、九国が試合を振り出しに戻す。
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開幕戦勝利で終えたい両校は、果敢に相手ゴールを目指し、勝ち越しを狙うが決めきれず。
このまま引き分けかと思われた後半45分、最後のチャンスを掴んだ東海は、ペナルティーエリア内で細くボールを繋ぎ、最後は徳山選手がジャンピングボレーシュートを突き刺し、土壇場でリードを奪った。
最後まで粘りを見せた九国だったが、このまま試合はタイムアップ。2−1で、東海大学付属福岡高等学校が勝利を収めた。
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