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13時にキックオフされた第二試合は「誠修高等学校×飯塚高等学校」。
同じ県リーグ1部に所属する両チームの今季の対戦は、飯塚高等学校の1勝1分で、2−0、0−0と、
結果だけ見れば、飯塚高等学校(以下、飯塚)が誠修高等学校(以下、誠修)を圧倒していた訳では
無かったが、この試合に限って言えば、飯塚が全てに圧倒し、終始力でねじ伏せる戦いを見せた。



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誠修高等学校 スタメン
GK 1 北島 和巳
DF 3 村上 燈喜 4 古賀 夢翔 5 床島 丈一朗(C)16 大浜 嵩 
MF 7 甲斐田 和志 8 乗富 康気 23 髙山 寛未
FW  9 大野 駿亮 10 黒田 波琉 11 堤 大輝 

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飯塚高等学校 スタメン
GK 1 轟 大和
DF 3 早川 輝 4 川前 陽斗 11 春本 騎士 19 原田 泰知 22 轟 凌磨
MF 7 黒木 翔海也 8 宮川 開成 15 野見山 楽斗 
FW 13 村越 凱光(C)16 ビモ・プトラスト

試合開始は静かな立ち上がりだった飯塚だったが、開始9分、いきなり試合を動かす。
この日、13番でキャプテンの村越選手と2トップを組んだ、16番ビモ選手。ガッチリした体系にも
関わらず、スピードに乗ったドリブルでボールを持つと、果敢に誠修守備陣に襲い掛かる。
ゴールキーパー轟選手のパントキックに反応し、ドリブルでペナルティーエリアに侵入するとファウルを受け、ペナルティーキックを獲得する。
15番野見山選手が、このチャンスを落ち着いて決め、幸先良く飯塚が先取点を奪う。
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追い掛ける立場となった誠修も、ボールを持てば繋ぎ、飯塚ゴール前までは持ち込めるが、飯塚の最終ラインの壁に阻まれ、シュートまで持って行けない。 
徐々に中盤でも、球際の強さを見せつけていた飯塚の各選手の中でも特に存在感を示していた、19番原田選手がことごとくボールを奪取し、誠修の攻撃を遮断して行った。
それでもチャンスを迎え、28分には右サイドから中に折り返し、最後は駆け上がって来た、誠修のキャプテン床島選手がミドルレンジからシュートを放つが、シュートは左に外れてしまい、これが記録上最初で最後のシュートになった。
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早く追加点が欲しい飯塚も、村越選手にボールを預けるが、村越選手のシュートはバーにも嫌われ、なかなかゴールが奪えずにいた。
そんな中、またしてもチャンスを作ったのは、16番ビモ選手。右サイドからドリブルで仕掛けると、再度ファウルを受け、ペナルティーキックを獲得する。
このチャンスを、村越選手は迷い無く豪快に左足を振り抜き、チームに2点目をもたらす。
これで勢いに乗った飯塚の攻撃陣は、前半終了間際にも、7番黒木選手が右コーナーキック付近から、角度のないシュートを突き刺し、3−0として前半を終える。
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後半に入っても、飯塚は攻撃の手は緩まず。
5分、右サイドで7番黒木選手が相手のマークにあいながらも、前線の村越選手とアイコンタクトを交わし、ディフェンダーとゴールキーパーの間に巧みなクロスを放り込むと、村越選手もトップスピードから胸トラップで、ボールを自分のものにすると、シュートコースを冷静に作り、ゴール左にシュートを決め、試合は4−0に。
24分にも村越選手は、8番宮川選手のアシストからハットトリックとなるゴールを決め、さらに点差を広げた。
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 試合終了間際には、途中出場の村越選手の弟である、17番村越琉威選手にもゴールが生まれ、終わって見れば6−0という、初戦としては最高のスタートで、飯塚は勝利を飾った。

これで三回戦に進出した飯塚高等学校は、インターハイのリベンジに燃える筑陽学園高等学校と激突する事となった。
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