IMG_7428
IMG_7429
2019年の11月も今日まで。今年も、あと1ヶ月。いよいよ、今シーズンも、クライマックスに差し掛かっている。
12月4日に、『2019年度 第98回 全国高校サッカー選手権大会』の決勝を控える福岡県。
決勝戦に進出した2校の内の1校、筑陽学園高校(以下、筑陽学園)の所属する「プリンスリーグ九州」は、最終節を迎えた。8位に着けている筑陽は、今節勝ち点2差に着ける長崎総合科学大学附属高校(以下、長崎総科)との、残留を賭けた熊本県での直接対決は、勝ち点1ずつを分け合う結果となった。 

IMG_7434
筑陽学園高等学校 スタメン
GK 1 野中 友椰(C)
DF 2 今田 光 4 吉村 颯真 18 岡 宗万 
MF 6 古賀 健琉 7 古賀 敬仁 14 栗尾 瑠  19 藤 隆成
FW 10 寺岡 聖斗 12 岩﨑 巧 13 大嶋 遥人

IMG_7435
長崎総合科学大学附属高校 スタメン
GK 12 甲斐 健斗
DF 2 朴 宰賢 5 鶴田 快聖
MF 6 朴 倍漌 8 藤田 和也10 千葉 翼 13 中島  勇気 14 鐘江 悠 20 別府 史雅
FW 9 岩永 空潤 17 小田 晃暉

IMG_7445
IMG_7446
前線に長いボールを入れて来る長崎総科に、4番吉村選手を中心に跳ね返し続けるも、なかなかボールを落ちつかるせる事が出来ず、守備の時間帯が続いてしまう。
25分、長崎総科はセンターサークル付近で得たフリーキックのチャンスから、ゴール前に上げたクロスの折り返しに6番朴選手が、前に出て来た筑陽学園の野中選手を交わし、無人のゴールにシュートを放つが、筑陽学園も必死に戻り、シュートブロック。決定的なピンチを凌ぐ。
37分にも、カウンターから7番近江選手にシュートまで持って行かれるが、野中選手の好セーブで、何とか前半を無失点で凌ぎ切る。

IMG_7455
後半、先にチャンスを掴んだのは筑陽学園。12分、カウンターから左サイドを駆け上がった、12番岩﨑選手のクロスから得た、右のコーナーキック。 
ゴール前に上がったクロスをフリックし、18番岡選手が頭で合わせるも、惜しくもゴール上へ。
ピンチを免れた長崎総科は18分、右から素早くスローイングを入れ、ゴール前に低いクロスを入れると、途中出場の11番国吉選手がダイレクトで合わせるが、筑陽学園の守護神野中選手がブロック。
チャンスを決められず、筑陽学園に流れが傾くかと思われた25分、右サイドで繋ぎ、9番岩永選手がゴール前に上げると、7番近江選手が頭で合わせ、長崎総科が試合の均衡を破る。
IMG_7458

このままだと残留が厳しくなる筑陽学園は、25分、8番笹隈選手、11番深松選手を同時投入。
すると徐々に攻撃にリズムが生まれ、26分には7番古賀選手がミドルシュート。その3分後には、右スローイングから、深松選手が得意のドリブルで相手ディフェンダーを抜き去り、ゴール前ニアにクロス。笹隈選手が合わせるも、惜しくもシュートは右へ。
押し込みながらも、なかなか同点ゴールが奪えず、残り時間も減っていく中、思い切りの良さが、同点ゴールを呼び起こす。
36分、センターサークル付近で得たフリーキックのチャンス。ゴール前に上がったボールに、途中出場の3番益永選手が競合い、クリアボールが小さくなった所、12番岩﨑選手が豪快に右足を振り抜き、ゴール右に突き刺す、同点ゴールを奪う。
IMG_7460
IMG_7464


IMG_7469
試合終盤、長崎総科の猛攻にヒヤリとされる場面はあったものの、筑陽学園は勝ち越しゴールは許さず。試合は、このまま1−1で終了。
勝って、選手権決勝に弾みをつけたかった筑陽学園高校だったが、中3日の準備期間でどこまで修正、回復出来るか。多くの期待を胸に、決勝のピッチに立つ。
IMG_7473
IMG_7475