昨年変わった年号の令和も2年になり、新しい時代へと着実に進もうとしている。
個人的に出遅れた感はあるが、福岡県の高校年代のサッカーも、次の覇権争いに向けて、各校も動き出した。
この日、北九州の本城陸上競技場で、男女の決勝戦が行われたが、先ずは11時にキックオフされた女子の決勝の模様をレポート。
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年明けに行われた『全日本高等学校女子サッカー選手権大会』に、4度目の出場を果たし、ベスト8まで勝ち進み、この新人大会でも3年連続優勝を果たしている、福岡の絶対女王東海大学付属福岡高等学校(以下、東海)。
そこにチャレンジャーとして挑むのは、何度も東海相手に決勝で涙をのんで来た、筑陽学園高等学校(以下、筑陽学園)。
決勝戦らしく、例年素晴らしい戦いを見せてくれる両校だが、女王が攻守両面において終始輝きを見せ、試合を自分達のモノにした。

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東海大学付属福岡高等学校 スタメン
GK 1 野美 彩花
DF 3 小緑 瑠夏 4 吉村 あかり 8 久保田 知紗
MF 7 香椎 彩香 10 赤尾 侑里©️ 12 井上 麗叶
FW 9 松﨑 こころ 11 斉藤 彩乃 13 篠永 美桜 16 上永 ひかり

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筑陽学園高等学校 スタメン
GK 1 香月 虹穂
DF 2 中山 紅亜 3 井上 奈緒 4 梅林 蒼 16 大石 理保
MF 6 渡邉 明音 7 保坂 里央©️ 8 桑野 優莉亜
FW 9 田川 葵 10 江口 葵 11 赤司 璃香 

試合序盤は、筑陽学園が勢いよく東海ゴールに迫った。
8分、右からのスローイングから、11番赤司選手が巧みなダブルタッチから、相手ディフェンダーを振り切り、ゴール前にクロスを上げるが、中で合わせる選手が惜しくもおらず。 
その4分後にも、右からのスローイングを繋ぎ、ゴール前にクロスを上げ、今度は9番田川選手が頭で合わせるが、惜しくも枠を捉えきれず。
16分には、中盤から大きく蹴り出し、10番江口選手が抜け出すが、東海のゴールキーパー野美選手が好判断で前に出て大きくクリアし、ピンチを逃れる。
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ボールは持てるもの、なかなか連動した攻撃を出せなかった東海は25分、早速1枚目の交代カード20番の西﨑選手を投入し、攻撃の活性化を図ると、見事にハマり、その4分後に先取点を奪う。
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左サイドのポジションに入った西﨑選手は、ボールを持つと縦に何度も仕掛け、筑陽学園守備陣にプレッシャーを掛けると、自らも積極的にシュート放つ。シュートは枠を捉えたが、筑陽学園のゴールキーパー香月選手も目一杯手を伸ばし、このシュートを弾き出すが、そこにしっかり詰めていた、16番上永選手が押し込み、東海が試合の均衡を破る先取点を奪う。
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前半は1点に終わったが、トップの位置に入った上永選手。9番松﨑選手と11番斉藤選手の距離感、コンビネーションが良くなった後半は、東海が押し込む時間帯が増えて行った。
ボールを持てば、果敢に縦の突破を試み、サイドを制圧していた斉藤選手が、攻撃にリズムを作って行くと、後半11分。
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筑陽学園のコーナーキックのピンチを切り抜けると、高速カウンターを仕掛け、12番井上選手のスルーパスに抜け出した、7番香椎選手が最後は冷静にゴール左隅に流し込み2−0に。
31分には、中盤をドリブルで持ち込んだ松﨑選手が、左サイドの狭い場所で、西﨑選手とのワンツーから、自らシュートを放ち防がれるが、最後は斉藤選手が押し込み3点目。
試合終了間際には、松﨑選手にもゴールが生まれ、4−0としてタイムアップ。
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個々のポジションで、しっかりと責任を果たし、チームとして連携した戦い方を見せた東海大学付属福岡高等学校が、女王の貫禄を見せ勝利し、4年連続4回目の優勝を飾った。 
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令和元年度 福岡県高等学校サッカー新人大会 女子の部 トーナメント表