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高体連の新チームが始動している中、クラブチームでも新しいシーズンに向かって、新チームの始動が始まった。昨季残念ながらプレミアリーグ降格となり、新たな決意でプリンスリーグに挑むアビスパ福岡Uー18(以下、アビスパ)。新チームとなって初の公式戦の相手は、昨季昇格を決め、県リーグ2部で新たな挑戦に挑む、ギラヴァンツ北九州Uー18(以下、ギラヴァンツ)。
年々確実に力をつけて来ているチーム、また奇しくも、今季トップチーム同士が同じカテゴリー。また開幕戦で当たるカードに、前哨戦とは言い過ぎかもしれないが、大きな期待を持って、会場となった佐賀県の佐賀市健康センターに向かった。

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アビスパ福岡U-18 スタメン
GK 31 齊藤 謙二郎
DF 4 寺田 太陽 5 森山 公弥 6 伊藤 智央 33 隅 廣太朗 35 山本 隼輔
MF 17 後藤 佑太 25 石橋 翔太
FW 9 石井 稜真 10 角田 朋輝 39 山根 顕星

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ギラヴァンツ北九州U−18
GK 21 松田 直仁
DF 26 黒川 竜弥
MF 8 大井 智陽 22 掛橋 一真 24 池田 幸永 31 松下 時隆 32 児玉 慈元 43 寺嶋 日出郎
FW 13 大原 竣介 23 藤村 海大 29 河野圭汰

試合序盤からボールを握り、試合を支配するアビスパ。4分には、17番後藤選手が獲得した左コーナーキックから、9番石井選手が中央で頭で合わせるが、惜しくもバーに弾かれてしまう。
ボールを持たれながら、前線からアグレッシブにプレッシャーを掛けていたギラヴァンツだったが、徐々に攻撃の圧を強めて来たアビスパに、押し込まれて行ってしまう。
すると17分、中盤でボールを受けた10番角田選手が、力強いドリブルで中央を突破すると、思い切り左足を振り抜きシュート。
シュートは、ギラヴァンツのゴールキーパー松田選手に弾かれるものの、しっかり石井選手が詰めて押し込み、幸先良くアビスパが先制に成功する。
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リズムを掴んだアビスパの猛攻は続いた。27分には、左サイドから仕掛けて放った後藤選手のシュート。このシュートにも、松田選手はしっかり反応しゴールを許さなかったが、こぼれ球を6番伊藤選手が間髪入れずに折り返すと、39番山根選手がしっかり合わせ2点目。
その2分後には、左コーナーキックのチャンスを得ると、キッカーの25番石橋選手が放ったボールは、そのままファーサイドに吸い込まれ3点目。
角田選手は40分にも、石井選手の絶妙なサイドチェンジからシュートを冷静にコースに流し込み、前半だけで4点差をつけ、ハーフタイムを迎えた。
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前半良い時間帯もあっただけに、ギラヴァンツはこのまま、アビスパに力の差を見せつけられて終わってしまうのかと思われたが「前から思い切って行こうと、ハーフタイムに話し合った」というギラヴァンツのキャプテンマークを巻く、8番大井選手が試合後に話した様に、自分達の戦い方をもう一度思い起こしたチームは、後半力強い戦いで、反撃に打って出る。
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後半6分、相手のミスから中盤でボールを奪取すると、最後は23番掛橋選手がシュートまで持って行くが、惜しくもゴールキーパー正面。
アグレッシブな守備から、中盤の主導権を奪ったギラヴァンツは波状攻撃を仕掛けると13分、右サイドで果敢にドリブルで仕掛けていた13番大原選手が得たフリーキックのチャンスから、最後は31番松下選手が押し込みゴール。反撃の狼煙をあげる1点を返す。
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高い位置でボールを奪取し、敵陣でのプレー時間が増えたギラヴァンツ。相手ゴールを襲う場面も増えたが、カウンターから、途中出場の9番神部選手のシュートは、後半から入ったアビスパのゴールキーパー21番中村選手が右手1本で弾く好守に阻まれ、ゴールが割れない。

それでも攻撃の手を緩めないギラヴァンツは37分、中盤でのボール奪取から、33番石元選手のラストパスを、24番池田選手が最後はゴール右隅に決め、点差を縮める。
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残り時間僅かながら、さらに攻勢を続けていたギラヴァンツだったが、これ以上失点は許されないアビスパも、集中力を高め何とか凌いだ。
するとアディショナルタイム。自陣からカウンターを仕掛け、石井選手の絶妙な相手ディフェンダーの間を通すスルーパスに反応した、17番後藤選手が独特のリズムのドリブルから、相手守備陣を翻弄すると、最後は冷静にゴールに流し込み、試合にピリオドを打つ5点目を奪った。
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前後半で形勢が逆転し、両チームの良さ、課題も見えた試合だったが、アビスパ福岡U−18が勝利を収め準決勝に進出。
昨年決勝で苦杯を喫した、サガン鳥栖U−18と対戦する。 
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