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先週末から始まった『令和2年度 第99回全国高校サッカー選手権福岡大会』。残念ながら一回戦は無観客試合で行われたので、取材は自粛し、今日と言う日を心待ちにしていた。すでに16校となっており、例年の様に沢山の試合の取材は叶わないが、今大会に懸ける選手達の熱い想いは変わらない。決勝が行われるまでの4週間、選手達の情熱に負けない様に、熱い試合を伝えて行きたい。
今週の二回戦は、2会場に別れて行われるが、先ずは昨年の覇者である筑陽学園高等学校(以下、筑陽)の状態を把握すべく、久留米市にある久留米陸上競技場に向かった。
初戦、4−1で北筑を下した筑陽の相手は、福岡大学付属若葉に2−0で勝利した九州産業大学付属高等学校(以下、九州)。
試合は、昨年の覇者、強豪校であっても一瞬の隙をも見せられない、激戦区福岡らしい、薄氷の勝利であった。

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九州産業大学付属九州高等学校 スタメン
GK 1 池信 和毅©️
DF 2 友田 航輔 3 増田 壮馬 4 平田 大河 5 伊藤 大晟
MF 6 梅田 孟 7 百瀬 智哉 8 村山 柊太 10 宮地 雄翔 11 辻井 陽翔
FW 9 佐藤 三十郎

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筑陽学園高等学校 スタメン
GK 1 石橋 一真
DF 3 緒方 孝起 5 大塚 剣士 16 船原 零央 19 木京 孝太 
MF 8 北野 真平 20 瀬戸 千太郎
FW 7 岩崎 巧 10 大嶋 遥人©️ 13 田口 遥大 22 綿貫 功輝
 

序盤から、筑陽相手に果敢に挑んで行った九州。8分に攻め込まれながらも凌ぐと10分、最初のチャンスで筑陽のゴールをこじ開けた。
カウンターから得た左コーナーキックのチャンス。キッカーの7番百瀬選手が放ったカーブが掛かったクロスは、風にも乗って勢いが増すと、筑陽ゴールキーパー石橋選手の手も弾き、ゴールに吸い込まれ九州が先取点を奪う事に成功する。
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思わぬ失点を許した筑陽は、13分にはカウンター。17分には自陣からのフリーキックで反撃に出るが、九州のゴールキーパー池信選手の好セーブ、ディフェンス陣の体を張った守備に阻まれ、同点ゴールが奪えない。集中力高く守り続ける九州も21分、右サイドをドリブル突破した9番佐藤選手の折り返しに、6番梅田選手がシュートを放つが、惜しくもゴール上へ。33分にも、中盤からのスルーパスに抜け出した9番佐藤選手がゴールキーパー石橋選手も交わし、無人のゴールにシュートを放つが、これ以上失点を許したくない筑陽も、必死のディフェンスで、このピンチを防ぎ難を逃れた。
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後半、前半途中からペースを握り始めた筑陽が、完全に試合の主導権を握った。九州の固い守備の前に、ことごとくシュートを跳ね返されていたが、51分、ついに同点に追いつくゴールを奪った。5番大塚選手が放った左からのクロス、上がっていた19番木京選手が打点の高いヘディングシュートを放つ。九州のゴールキーパー池信選手も良く反応し弾くが、帰って来た所を再度木京選手が頭で押し込み、試合を1−1の振り出しに戻した。
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この勢いのまま逆転したい筑良いは63分、23番の杉森選手を投入。この1年生が、1分も立たないうちに大仕事をやって見せる。左からの7番岩﨑選手のクロスが右サイドに流れてくると、杉森選手は折り返そうと思ったらしいが、右足から放たれたボールは、そのままゴールに吸い込まれ、筑陽が逆転に成功した。
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このままでは終われない九州も、快速ドリブルで右サイドを抜け出した8番村山選手の折り返しに、途中出場の15番長選手が合わせ同点ゴールになると思われたが、筑陽の16番船原選手が体を張って間一髪で防ぎ 、失点を許さなかった。終了間際の80分にも、決定的なチャンスを作ったが、18番藤野選手のシュートは無情にもゴール上へ。
4分のアディショナルタイムも、何とか九州の猛攻を凌ぎ切った筑陽がこのまま逃げ切り、逆転勝利の末三回戦へと駒を進めた。 
 
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