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同じ会場で14時にキックオフされたのは、こちらも開幕戦白星スタート切った、ロアッソ熊本ユースと筑陽学園高等学校との一戦。
筑陽学園高等学校(以下、筑陽)は3失点したのは課題が残るものの、4得点と攻撃陣は好調だったようだ。波に乗るためにも、伝統の堅い守備がどこまで修正出来ているかに注目した。

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筑陽学園高等学校 スタメン
GK 17 岡山 輝
DF 2 後藤 匠人 3 平田 大和 4 緒方 孝起 5 鳥越 俊亮 14 大野 公瑛
MF 7 喜連川 友哉 9 瀬戸 千太郎 20 田村 駿
FW 10 田口 遥大 11 杉森 隼人

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ロアッソ熊本ユース スタメン
GK 1 廣田 公明
DF 2 小西 藍斗 3 岩崎 聡祐 4 山下 凛太郎 15 石橋 颯太
MF 7 最上 龍聖 8 伴野 朝熙 10 谷山 湧人 14 松山 連太郎 17 澤本 直希
FW 11 小倉 渉  

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試合序盤は相手の出方を見るかのように静かに始まったが、徐々にロアッソ熊本ユース(以下、ロアッソ)がペースを握るが、筑陽もことごとく跳ね返し、流れを引き戻し、両チームの攻守の切り替えが早い展開が、目の前で繰り広げられていた。 
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引水タイム後、最初にチャンスを掴んだのはロアッソだったが、ゴール前に上げたクロスは、この日ゴールマウスを守った筑陽の岡山選手に難なくキャッチされる。
このまま前半は無得点で思われた40分、セットプレーのチャンスを筑陽がモノにする。
右コーナーキックから、9番瀬戸選手がゴール前に上げたボールに、中央でドンピシャで合わせたのは4番緒方選手。相手ディフェンダーのマークを外しフリーの状態でヘディングシュートを突き刺し、良い時間帯に先制。
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更にその3分後、左サイドをワンツーで抜け出した10番田口選手がペナルティーエリアに侵入し、ゴール前に折り返すと、11番杉森選手が落ち着いて流し込み追加点。
セットプレー、素晴らしい流れからの崩しでゴールと、最高の形で筑陽は2点のリードを奪い前半を終えた。 
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前半の内に、試合の流れをグッと引き寄せた筑陽の勢いは後半も止まらなかった。後方からのパスを右サイドで受けた11番杉森選手。低い弾道のクロスはクリアされるも、素早くそのこぼれ球に反応したのは20番田村選手。難しいバウンドを合わせたハーフボレーシュートは、綺麗な弧を描きながらゴールに吸い込まれるビューティフルゴールで、更に点差を広げた。
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反撃に出たいロアッソだったが、2年生のセンターバック14番大野選手が的確な指示、ラインコントロールを見せ、このまま無失点で終えたい筑陽イレブンの高い集中力に阻まれ、なかなか反撃の糸口が掴めなかった。
それでも、このままでは終われないロアッソは57分、右からのクロスをゴール前に上げると、岡山選手はパンチングで防がれたかに思われたが、クリアボールの跳ね返りが17番澤本選手の目の前に転がり、難なくそのまま押し込み、1点を返す事に成功する。
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ここからロアッソペースで試合は進むが、1ランク守備の意識を高めて来た筑陽の守備陣にてこずり、時間だけが進んで行く。39分には、ゴール正面からの10番谷山選手のミドルシュートが選手に当たりコースが変わるが、岡山選手が見事な反応でキャッチし、これ以上の失点を許さない。
アディショナルタイム3分も攻め続けたロアッソだったが、そのままタイムアップ。
筑陽学園高等学校が3−1で勝利し、開幕2連勝を飾った。 
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