
私が良く行く取材場所で、一番太陽を近くに感じる筑紫台高等学校グラウンド。太宰府市という場所もあって、この日も30°まで気温が上がった。そんな気候にも負けない熱戦が、13時にキックオフされた。


前日2位に順位は落としたものの、勝てば首位に返り咲く可能性があった高稜高等学校(以下、高稜)。この試合に勝てば、4位から2位までジャンプアップする可能性があった筑紫台高等学校(以下、筑紫台)。他会場の結果も気になるところだが、先ずは目の前の試合、相手に勝つ事が最重要。
インターハイ予選でもぶつかった両校の再戦は、再び筑紫台に軍配が上がる結果となった。

高稜高等学校 スタメン
GK 1 北野 豊己
DF 3 田中 翔和 4 前田 将輝 6 井口 天雅 14 湊 尚己 17 田中 海陸
MF 7 古賀 真悠©️ 15 池尻 幸樹 24 三嶋 倖汰
FW 8 橘 征亜 10 寄本 響也

筑紫台高等学校 スタメン
GK 1 中川 伶旺
DF 2 堀内 荘良 3 藤本 航汰 4 伊藤 暉©️ 5 坂口 琉依
MF 6 緒方 琉晟 7 福田 勇誠 8 芹野 竜斗 10 木本 真翔 12 実藤 蓮人
FW 9 石川 秋真

開始2分、左コーナーキックのチャンスから、4番でキャプテンの伊藤選手が頭で合わせるが、惜しくも高稜ゴールキーパー北野選手の正面。
試合の入りから、持ち味である、縦に速い攻撃を仕掛ける筑紫台に、北野選手を中心に凌ぐ高稜。

対する高稜も、左サイドで起点を作る7番でキャプテンの古賀選手が、ため、アイデアを生みチャンスを作り、17分18分と立て続けにコーナーキックを獲得するが、24番三嶋選手、10番寄本選手のシュートは、筑紫台のゴールキーパー中川選手の好守備の前に、先取点を奪えない。
筑紫台は23分、左サイドの高い位置で10番木本選手がボールを奪取すると、9番石川選手との連携から、最後は12番実藤選手がシュートまで持って行くも、惜しくも左へ外してしまう。
ここまで互角だった戦いは、飲水タイム後、大きく動き出す。
25分、中盤で収めた12番実藤選手が左に展開すると、10番木本選手がドリブルでペナルティーエリアに進入すると、そのまま豪快にシュートを突き刺し、筑紫台が先制に成功する。

追い掛ける立場となった高稜は28分、カウンターから8番橘選手がシュートまで持って行くも、大きく外してしまう。
34分、35分とコーナーキックのチャンス。7番古賀選手がゴール前に良いボールを入れるも、惜しくも触れず、チャンスを逃してしまう。

前半の内に追加点が欲しい筑紫台もアディショナルタイム、ゴール前のこぼれ球に反応した12番実藤選手がシュートも、最小失点で前半を終えたい高稜のゴールキーパー北野選手が好セーブで弾き、このピンチを救い、前半を終えた。

後半頭から高稜は2番吉富選手、21番竹浦選手、筑紫台は16番江崎選手を投入。この試合に懸ける両校の想いが、後半更にヒートアップする。
52分、10番寄本選手が中盤まで下り、右サイドにいた21番竹浦選手がドリブルからクロスをあげるが、ゴール前に誰もおらず。58分、左のスローイングから7番古賀選手がクロス。高い位置を取る様になった4番前田選手の落としから、10番寄本選手がシュートも、筑紫台守備陣にブロックされてしまう。
高稜に流れかけた時間帯も、全員が声掛けをし、しっかり凌いだ筑紫台。61分、追加点を奪う。右サイドで得たフリーキックのチャンス。一度はクリアされるも、再度ゴール前に送ると、滑り込みながらキャプテンの伊藤選手が押し込み2−0に。

キャプテンのゴールで勢いづいた筑紫台は73分、中盤で奪い返した8番芹野選手。中央突破から右の12番実藤選手とのパス交換から、豪快にシュートを突き刺し3−0に。
78分にも、高稜のカウンターを防いだ4番伊藤選手が左サイドからゴール前の10番木本選手にボールを送り右へ展開。12番実藤選手のクロスに、中で9番石川選手がしっかり合わせ4−0に。


反撃を試みる高稜の攻撃も、アディショナルタイムに入っても集中力を切らさなかった筑紫台が、上位対決を制し、3位に浮上する結果となった。
