令和6年6月22日(土)
『高円宮杯 JFA U−18 サッカーリーグ 2024 福岡県1部 第8節 福岡大学附属若葉高等学校×ギラヴァンツ北九州U−18』
17:00 キックオフ 会場 福岡大学グラウンド
試合結果
福岡大学附属若葉高等学校 2ー1 ギラヴァンツ北九州U-18
⚽️64分 ㊲芝吹 優心(ギラヴァンツ北九州U-18)
⚽️75分 ⑰山方 翔大(福岡大学附属若葉高等学校)
⚽️82分 ⑰山方 翔大(福岡大学附属若葉高等学校)
https://fukuoka-fa-u18.com/result/2419
福岡県の北部九州もやっと梅雨入りし、取材する者にとってはとても憂鬱な時期に入った。特に今年は例年より遅い梅雨入りという事もあり、局地的なゲリラ豪雨も予想されるが、日本各地何事も無い事を願い、無事に夏を迎えたい。
各種大会も終わり、今週から再びリーグ戦が再開されるユース世代。全国大会や選手権など、各チームによって次の目標は様々だが、各リーグ戦の熱い戦いを夏バテしない程度に追って行きたい。
再開後の初取材は、今年のインハイ福岡県予選で初の頂点に立った福岡大学附属若葉高等学校と、残念ながら全国大会の切符を掴めなかったギラヴァンツ北九州U-18の一戦。当日試合前の時点で、2位に着ける福岡大学附属若葉高等学校(以下、福大若葉)と、4位のギラヴァンツ北九州U-18(以下、ギラヴァンツ)。プリンスリーグ昇格の為にも、お互い負けられない上位対決の興味深い90分のゲームだったが、福大若葉が強かな戦いで逆転勝利を収めた。
序盤から中盤で激しい主導権争いを繰り広げる両チーム。ギラヴァンツは12分、中盤でボールを奪い返すと、14番の星山選手がミドルシュートを放つも、惜しくも相手ディフェンダーに当たる。さらに2分後、自陣からのカウンターから左コーナーキックを獲得するも、ニアで37番芝吹選手のシュートも相手にクリアされてしまう。
反撃に出たい福大若葉だったが、普段と違う前線の選手になかなかボールが入らず。17分にキャプテンの10番森部選手からパスを受けた8番喜連川選手がミドルシュートを放つも、ギラヴァンツのゴールキーパー緒方選手の正面を突く。
ギラヴァンツは20分、後方からのボールを右サイド深い位置へ抜け出した3番世良選手が相手ディフェンダーも交わし、シュートまで持って行くも,惜しくも福大若葉のゴールキーパー森選手の正面。
飲水タイム明け後の30分、福大若葉は中盤でボールを奪い返すと。ショートカウンターから中央でボールを受けた8番喜連川選手からのパスを、左で受けた1年生の20番森山選手がシュートするも、惜しくもゴール上へ外してしまう。
ボールは繋げるものの、中々前を向いた攻撃を仕掛けられなくなったギラヴァンツだったが、33分には右サイドを崩し、14番星山選手がゴール前にクロスを上げるも、惜しくも中の味方には合わず。37分にはオフサイドギリギリを抜け出した、37番芝吹選手のラストパスを受けた9番春本選手がシュートするも、惜しくも右へ外し先取点とはならず。
チャンスらしいチャンスが作れなくなった福大若葉は37分。6番の奥井選手を投入し、8番の喜連川選手と10番森部選手のポジションを前目にすると、徐々に攻撃のリズムが生まれ。セットプレーのチャンスは作れる様にはなったが、ゴールを奪う事までは出来ず。前半は両チーム無得点で終える。
後半最初にチャンスを掴んだのはギラヴァンツ。49分、相手ゴール前に上がったボールの処理が遅れた所を、9番春本選手が見逃さず頭で流し込んだが、ゴール右へ外してしまう。
福大若葉も51分には左からのクロス。53分には右コーナーキックから、10番森部選手、4番重松選手がヘディングシュートを放つも決まらず。56分には中盤でボールを引き出した8番喜連川選手がワンタッチで前線に送ったボールを、17番山方選手がシュートも、ギラヴァンツのゴールキーパー緒方選手がブロック。更にこぼれた所を10番森部選手が詰めるも、このシュートも緒方選手が足でブロックし、2度の決定機を防ぎゴールを死守する。
守護神のスーパープレーに何とか応えたい攻撃陣は63分。見事に先取点を奪ってみせる。中盤高い位置でボールを奪うと、ペナルティーエリア手前でボールを収めた37番芝吹選手。相手に囲まれながらも前を向き、右足から思い切り振り抜いたシュートはスリッピーなピッチで加速され、福大若葉のゴールキーパー森選手の脇をすり抜け、ゴールに吸い込まれて先制に成功する。
相手に攻められながらも、自分達の試合運びだった福大若葉。逆に先制された事で、攻撃のギアを上げるスイッチが入ると、ギラヴァンツゴールに襲い掛かる。74分、中央から右サイドの8番喜連川選手に繋げ、一旦下げたボールを受けたのは2番井上選手。本人は狙ったという強烈な左足からシュートを、ゴールキーパーとディフェンダーの間に顔を出した17番山方選手が足でコースを変えゴールイン。
追いついた事で勢いに乗った福大若葉はシステムを変え、一気に逆転を狙いに来た2分後。後方からのボールを、トップ下にポジションチェンジした10番森部選手へ渡り、右サイドを駆け上がって来た2番の井上選手へ。スピードに乗ったドリブルで持ち込んだ井上選手は、素早く速いグラウンダーのクロスを折り返す。そこへ走り込んで来たのは、またもや17番山方選手。ゴールへの臭覚が鋭い2年生フォワードは、ダイレクトにシュートを突き刺し、福大若葉が見事に逆転に成功する。
あっという間に試合をひっくり返されたギラヴァンツ。同点を目指し反撃に出るも、勝ち越した事で守備にシフトした福大若葉の守備網に跳ね返されると逆にカウンターを食らい、苦しい時間帯が続く。
それでもアディショナルタイムに入っても攻め続け、後方からのボールを10番井上選手が収め、最後は途中出場の11番清水選手がペナルティーエリア左からシュートを放つも、福大若葉のゴールキーパー森選手が見事にキャッチし、同点ゴールを奪う事は出来なかった。
先制されたもの終わってみれば、慌てる事なく90分間自分達のゲームに持って行った福岡大学附属若葉高等学校が見事な逆転勝利を飾り、しっかりと勝ち点3を積み上げた。
『高円宮杯 JFA U−18 サッカーリーグ 2024 福岡県1部 第8節 福岡大学附属若葉高等学校×ギラヴァンツ北九州U−18』
17:00 キックオフ 会場 福岡大学グラウンド
試合結果
福岡大学附属若葉高等学校 2ー1 ギラヴァンツ北九州U-18
⚽️64分 ㊲芝吹 優心(ギラヴァンツ北九州U-18)
⚽️75分 ⑰山方 翔大(福岡大学附属若葉高等学校)
⚽️82分 ⑰山方 翔大(福岡大学附属若葉高等学校)
https://fukuoka-fa-u18.com/result/2419
GK 1 森 惺舞
DF 2 井上 太智 3 浦津 太樹 5 占部 陽大 7 遠藤 慎斗
MF 4 重松 怜音 8 喜連川 凌久 10 森部 絢©️
GK 31 緒方 大樹
DF 3 世良 務 6 川口 大凱 13 川野 誠治 35 長友 成希
MF 8 中野 瑛心©️ 10 井上 蓮 14 星山 大河 16 坂下 湧太郎
FW 9 春本 新太郎 37 芝吹 優心福岡県の北部九州もやっと梅雨入りし、取材する者にとってはとても憂鬱な時期に入った。特に今年は例年より遅い梅雨入りという事もあり、局地的なゲリラ豪雨も予想されるが、日本各地何事も無い事を願い、無事に夏を迎えたい。
各種大会も終わり、今週から再びリーグ戦が再開されるユース世代。全国大会や選手権など、各チームによって次の目標は様々だが、各リーグ戦の熱い戦いを夏バテしない程度に追って行きたい。
再開後の初取材は、今年のインハイ福岡県予選で初の頂点に立った福岡大学附属若葉高等学校と、残念ながら全国大会の切符を掴めなかったギラヴァンツ北九州U-18の一戦。当日試合前の時点で、2位に着ける福岡大学附属若葉高等学校(以下、福大若葉)と、4位のギラヴァンツ北九州U-18(以下、ギラヴァンツ)。プリンスリーグ昇格の為にも、お互い負けられない上位対決の興味深い90分のゲームだったが、福大若葉が強かな戦いで逆転勝利を収めた。
序盤から中盤で激しい主導権争いを繰り広げる両チーム。ギラヴァンツは12分、中盤でボールを奪い返すと、14番の星山選手がミドルシュートを放つも、惜しくも相手ディフェンダーに当たる。さらに2分後、自陣からのカウンターから左コーナーキックを獲得するも、ニアで37番芝吹選手のシュートも相手にクリアされてしまう。
反撃に出たい福大若葉だったが、普段と違う前線の選手になかなかボールが入らず。17分にキャプテンの10番森部選手からパスを受けた8番喜連川選手がミドルシュートを放つも、ギラヴァンツのゴールキーパー緒方選手の正面を突く。
ギラヴァンツは20分、後方からのボールを右サイド深い位置へ抜け出した3番世良選手が相手ディフェンダーも交わし、シュートまで持って行くも,惜しくも福大若葉のゴールキーパー森選手の正面。
飲水タイム明け後の30分、福大若葉は中盤でボールを奪い返すと。ショートカウンターから中央でボールを受けた8番喜連川選手からのパスを、左で受けた1年生の20番森山選手がシュートするも、惜しくもゴール上へ外してしまう。
ボールは繋げるものの、中々前を向いた攻撃を仕掛けられなくなったギラヴァンツだったが、33分には右サイドを崩し、14番星山選手がゴール前にクロスを上げるも、惜しくも中の味方には合わず。37分にはオフサイドギリギリを抜け出した、37番芝吹選手のラストパスを受けた9番春本選手がシュートするも、惜しくも右へ外し先取点とはならず。
チャンスらしいチャンスが作れなくなった福大若葉は37分。6番の奥井選手を投入し、8番の喜連川選手と10番森部選手のポジションを前目にすると、徐々に攻撃のリズムが生まれ。セットプレーのチャンスは作れる様にはなったが、ゴールを奪う事までは出来ず。前半は両チーム無得点で終える。
後半最初にチャンスを掴んだのはギラヴァンツ。49分、相手ゴール前に上がったボールの処理が遅れた所を、9番春本選手が見逃さず頭で流し込んだが、ゴール右へ外してしまう。
福大若葉も51分には左からのクロス。53分には右コーナーキックから、10番森部選手、4番重松選手がヘディングシュートを放つも決まらず。56分には中盤でボールを引き出した8番喜連川選手がワンタッチで前線に送ったボールを、17番山方選手がシュートも、ギラヴァンツのゴールキーパー緒方選手がブロック。更にこぼれた所を10番森部選手が詰めるも、このシュートも緒方選手が足でブロックし、2度の決定機を防ぎゴールを死守する。
守護神のスーパープレーに何とか応えたい攻撃陣は63分。見事に先取点を奪ってみせる。中盤高い位置でボールを奪うと、ペナルティーエリア手前でボールを収めた37番芝吹選手。相手に囲まれながらも前を向き、右足から思い切り振り抜いたシュートはスリッピーなピッチで加速され、福大若葉のゴールキーパー森選手の脇をすり抜け、ゴールに吸い込まれて先制に成功する。
相手に攻められながらも、自分達の試合運びだった福大若葉。逆に先制された事で、攻撃のギアを上げるスイッチが入ると、ギラヴァンツゴールに襲い掛かる。74分、中央から右サイドの8番喜連川選手に繋げ、一旦下げたボールを受けたのは2番井上選手。本人は狙ったという強烈な左足からシュートを、ゴールキーパーとディフェンダーの間に顔を出した17番山方選手が足でコースを変えゴールイン。
追いついた事で勢いに乗った福大若葉はシステムを変え、一気に逆転を狙いに来た2分後。後方からのボールを、トップ下にポジションチェンジした10番森部選手へ渡り、右サイドを駆け上がって来た2番の井上選手へ。スピードに乗ったドリブルで持ち込んだ井上選手は、素早く速いグラウンダーのクロスを折り返す。そこへ走り込んで来たのは、またもや17番山方選手。ゴールへの臭覚が鋭い2年生フォワードは、ダイレクトにシュートを突き刺し、福大若葉が見事に逆転に成功する。
あっという間に試合をひっくり返されたギラヴァンツ。同点を目指し反撃に出るも、勝ち越した事で守備にシフトした福大若葉の守備網に跳ね返されると逆にカウンターを食らい、苦しい時間帯が続く。
それでもアディショナルタイムに入っても攻め続け、後方からのボールを10番井上選手が収め、最後は途中出場の11番清水選手がペナルティーエリア左からシュートを放つも、福大若葉のゴールキーパー森選手が見事にキャッチし、同点ゴールを奪う事は出来なかった。
先制されたもの終わってみれば、慌てる事なく90分間自分達のゲームに持って行った福岡大学附属若葉高等学校が見事な逆転勝利を飾り、しっかりと勝ち点3を積み上げた。