令和6年6月30日(日)
『高円宮杯 JFA U−18 サッカー プレミアリーグ 2024 WEST 第10節 東福岡高等学校×ファジアーノ岡山U−18』
16:00 キックオフ 会場 東福岡高等学校グラウンド
試合結果
東福岡高等学校 0ー1 ファジアーノ岡山U−18
⚽️68分 ⑩磯本 蒼羽(ファジアーノ岡山U−18)
https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2024/west/schedule_result/pdf/m1012.pdf
東福岡高等学校 スタメン
GK 14 神田 謙二郎
DF 2 柴田 陽仁©️ 4 大坪 聖央 5 山禄 涼平 15 林 晃希
MF 6 大谷 圭史 7 稗田 幹男 8 佐藤 宏耀 11 神渡 寿一 32 杉谷 俊哉
FW 29 伊波 樹生
ファジアーノ岡山U−18
GK 21 水田 優誠
DF 2 脇本 祐希 4 瓶井 常葉 6 川上 航生 31 千田 遼
MF 7 藤田 成充©️ 8 清水 愛都 10 磯本 蒼羽 13 末宗 寛士郎 27 坂本 蓮太
FW 16 作田 航輝
ここまで8試合を戦い1敗ながらも4つのドローが響き、5位に留まっている東福岡高等学校(以下、東福岡)。今節ホームに迎えたのは、岡山県のファジアーノ岡山U−18(以下、ファジアーノ)。初のプレミアリーグの戦いに、ここまで2勝1分6敗で11位と苦しい戦いが続いているようだ。
順位浮上の為にも、どちらも勝ち点3が欲しい戦いだったが、ここまで失点の多さが目についたチームとは思えない守備で、アウェーの地で貴重な勝利を掴んだのはファジアーノだった。
キックオフと同時に押し込んだのは、ホームの東福岡。開始1分、右サイドを突破した11番神渡選手の折り返しを、29番伊波選手がゴール前に走り込むも、惜しくも合わず。その流れで掴んだ右コーナーキックのチャンスはクリアされるが、クリアボールを拾った東福岡のキャプテン。2番の柴田選手がゴール前に送ったボールのルーズボールを、32番杉谷選手は押し込めず。
対するファジアーノも16分。右サイドでフリーキックを獲得すると、キャプテンの7番藤田選手がゴール前に送るも、東福岡も何とかクリア。26分には右のスローイングからボールを繋ぎ、東福岡ゴールに迫るものの押し込めず。
東福岡は35分、センターサークル付近で得たフリーキックのチャンス。7番稗田選手がゴール前に送ったボールを、最後は5番山禄選手が頭で合わせるも、ファジアーノのゴールキーパー水田選手がキャッチ。その2分後、水田選手の処理ミスを奪った32番杉谷選手だったが、シュートは相手に阻まれ、先制のチャンスを逃してしまう。
前半終了間際の44分。ファジアーノは中盤でボールを奪取すると、ショートカウンターから16番作田選手がシュートするも、東福岡が体を張ってブロック。すると東福岡も素早くカウンターを仕掛け、左サイドをドリブルで持ち込んだ32番杉谷選手のパスを、11番神渡選手がシュートを放つも、ファジアーノも体を張ってブロック。前半アディショナルタイムにファジアーノは、自陣からボールを運び、最後は右サイドから27番坂本選手がシュートまで持って行くも、東福岡のゴールキーパー神田選手がしっかりキャッチ。
両チーム積極的に攻撃の姿勢は見せるものの、前半にはゴールが生まれず。
ホームで勝ち点3を積み上げたい東福岡は、後半に入っても押し込み。開始から2分、右サイドからカットインして来た7番稗田選手がシュートするも、右ポストに弾かれゴールとはならず。51分には相手ディフェンダーからボールを奪取した、11番神渡選手がシュートまで持って行くも上手くミートせず、相手ゴールキーパーにキャッチされる。
この時期の試合には珍しく、飲水タイムが設けられなかった今節。30度の気温と、時折降る小雨に選手達は体力を奪われ、我慢比べの様相が漂う中。均衡を破ったのは、アウェーチームの10番のゴールへの執着心だった。68分、中央の7番藤田選手が左へ展開。ボールを受けた10番磯本選手はスピードにドリブルでボールを運ぶと、右足から放たれたシュートはゴールに突き刺さり、ファジアーノが先取点を奪う。
追い掛ける立場となった東福岡は、9番の齊藤選手と34番堀田選手を投入し、同点そして逆転を目指すと、73分右のロングスローから相手ゴールに迫るも、ファジアーノの選手が体を張ってブロック。81分には左サイドで待ち受けていた11番神渡選手にボールが渡り、しっかり仕掛け良い位置でフリーキックを獲得するも。6番大谷選手がゴール前に送ったボールはクリアされ、チャンスを生かせず。
86分には後方から前線に送られたボールを、34番堀田選手が抜群のスプリントで追いつきシュートまで持って行くも、ゴールキーパーの正面。
アディショナルタイムは6分。東福岡は最後までゴールを目指すものの、集中した守備で跳ね返し続けたファジアーノ岡山U−18が1点を守り抜き、このままタイムアップ。アウェーで貴重な勝ち点3を積み上げた。